お姫様だって怯えることも……「アナ雪」ミュージカル主演俳優が舞台欠席

Frozen on Broadway Image copyright Deen van Meer
Image caption 「アナと雪の女王」プロードウェイ版でアナを演じるパティ・ムリンさん

ブロードウェイで活躍する俳優のパティ・ムリンさんが、不安の発作で17日の公演を欠席した後、18日にソーシャルメディア上で自分の心の問題について明らかにして称賛されている。

米ニューヨークのブロードウェイで先月幕を開けたディズニーの「アナと雪の女王」ミュージカル版にアナ役で出演しているムリンさんは、自分のインスタグラムにこう記した。「ディズニーのプリンセスだって、時には怖くてたまらなくなる」。

ムリンさんは、公演を欠席するのは嫌だったが、ディズニーは自分を支えてくれたと書いた。

ムリンさんが自分の心の状態を告白したことについて、多くの人が称えている。弱さを認めることでかえって、強くたくましくなれると書いたファンもいる。

「私を含め、心の問題を抱える俳優全員に力をくれた」と称える人もいた。

ムリンさんは、今週になって経験した「とても重い」不安障害について、インスタグラムにこう記した。

「不安感はしばらく前から積みあがっていたんです。信じられないほど素晴らしいひと月を過ごしてきて、その間の浮き沈みやストレス、興奮がぜんぶ、私の心の状態に大きな負担となっていました」

「こういう状況は『なんとかする』とか『押し通す』ようなものではないと、私は今回学びました。不安やうつは、大勢が発症する本物の病気です。これに日常生活で対処できなくなったらいつも、癒やすのにたくさんの休息や自己管理が必要になるんです」

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Image caption ケイシー・レビーさんはエルサ役でアナ役のムリンさんと共演している

ディズニーの支援に感謝しつつ、ムリンさんは付け加えた。「ただ覚えておいてほしい、あなたはひとりじゃないし、あなたが感じている気持ちは本物で、そしてそれはあなたのせいじゃない。ディズニーのプリンセスだって、時には怖くてたまらなくなるんです」。

あるファンは投稿にこうコメントした。「あなたの誠意に感謝します、孤独な感覚が減りました(私は今日、強い不安に襲われて、音楽の実演に補助を頼まなければならなかったんです)」。

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Image caption ジョン・リドルさんは「アナと雪の女王」にハンス役で出演している

37歳のムリンさんは以前にも自分の不安やうつ状態について話していた。また、「アナと雪の女王」のブロードウェイ公演に先立ち、米コロラド州デンバーで同作品の公演があった昨年にも、ムリンさんはパニック発作を起こしたことがある。

(英語記事 Frozen star misses Broadway show: 'Even Disney princesses get terrified'

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