イタリア連立交渉が決裂 7月にも再選挙か

Italian President Sergio Mattarella addresses the media at the end of his meeting with the Italian parties during the third round of formal political consultations following the general elections, in Rome, Italy, 7 May 2018 Image copyright EPA
Image caption マッタレッラ大統領

イタリアのセルジオ・マッタレッラ大統領は7日、連立政権の樹立交渉が決裂したことを受け、年末までに再選挙を行うか、議員以外の人物による中立政権を立てる必要があると発表した。

連立交渉は3回にわたり行われたものの、いずれも物別れに終わった。このため、マッタレーラ大統領は選択肢は2つしか残っていないと述べた。

3月に行われた代議院(下院)選挙では、過半数議席を獲得した政党や連合のないハング・パーラメント(宙づり議会)となった。

第1党となったポピュリスト政党「五つ星運動」と第2党の同盟(旧北部同盟)は、7月にも総選挙を行いたい考え。最終判断はマッタレッラ大統領が決める。

最後の交渉では、最大政党となった五つ星運動が各党との連立を模索したが、シルビオ・ベルルスコーニ元首相率いる政党フォルツァ・イタリアと同盟の中道右派連合とも、前与党・民主党とも合意に至らなかった。

それ以前の交渉でも、各党が当初の立場を崩すことはなく、政権誕生に至らなかった選挙結果を覆すことはできなかった。

マッタレッラ大統領はテレビ演説で各党党首に対し、連立交渉が決裂した今、「中立政権」を支援するよう求めた。

同大統領は「我々はこれ以上待てない」と述べ、「中立政権に全力を注ぐべきかどうか、各政党の自由意志に決めてもらいたい。そうでなければ、7月か秋にも再選挙となる」と見通しを明らかにした。

中立政権は大統領が選ぶ政策専門家によって形成され、年後半に導入が予定されている小売税の引き上げによる「景気後退効果」を回避できるよう、2019年度予算を組むという任務が与えられる。

この政権は2019年初めの総選挙を前に、年末までに解散される予定だ。

しかし、五つ星運動と同盟はどちらも、中立政権への支持を表明していない。

(英語記事 Italy faces fresh vote after talks fail

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