金井宇宙飛行士らISSクルー、5カ月の任務終えソユーズ宇宙船で地球帰還

国際宇宙ステーション(ISS)の乗組員3人が3日、5カ月以上の任務期間を終え、無事に地球へと帰還した。

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ロシアのアントン・シュカプレロフさん、米国のスコット・ティングルさん、日本の金井宣茂さんの3人を乗せたソユーズ宇宙船のカプセルは、大気圏突入後に赤と白で彩られたパラシュートを開き、カザフスタンの草原地帯に着陸した。

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ロシアの宇宙機関ロスコスモスが発表した動画には、現地時間3日午後6時39分(日本時間同日午後9時39分)に粉塵を上げながら着陸したカプセルの周りを、救護用のヘリコプターが周回している様子が映っている。

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最初に抱えあげられ、カプセルの外に下ろされたシュカプレロフさんは報道陣に対し、「我々は少し疲れているが、成し遂げたことと地球に戻ってこれたことを喜んでいる。天気が晴れで嬉しい」と語った。

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スコット・ティングルさんが次にカプセルの外に出され、カメラに対し笑顔で手を振ってみせた。

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最後に出てきたのが金井宣茂さんだ。金井さんは宇宙にいる間、日本語でツイッターに投稿を続け、ISSの日本における認知度向上に貢献した。

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そして3人は、カプセルの前で椅子に座った。足には毛布がかけられた。カプセルは、地球の大気圏に燃えながら再突入したため、黒ずんでいた。

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ティングルさんと金井さんは、米国航空宇宙局(NASA)のジョンソン宇宙センターがある米テキサス州ヒューストンに戻るため、カザフスタンのカラガンダに向かうという。

シュカプレロフさんはモスクワに戻る。報道によると、サッカーボールを持っているという。このサッカーボールは、ロシアで今月開かれるサッカーのワールドカップで使われる可能性がある。

これに先立ちISSが公開した動画では、シュカプレロフさんと同僚の宇宙飛行士らがサッカーボールを使って練習する姿が見られた。ロシアのタス通信はこのボールがワールドカップの開幕戦で使われると報じた。ただ、このことは国際サッカー連盟(FIFA)の承認を得ていないという。

今回帰還した3人はISS滞在期間中、多くの科学実験に取り組んだ。ティングルさんはISSのロボットアームを修理するため、宇宙遊泳も成し遂げた。

(英語記事 Soyuz space capsule brings ISS crew back after five month mission

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