「ミス・アメリカ」 水着審査を廃止

水着審査は2019年度大会から廃止される(写真は2018年度大会) Image copyright Getty Images
Image caption 水着審査は2019年度大会から廃止される(写真は2018年度大会)

米国の美人コンテスト「ミス・アメリカ」の運営団体は5日、水着審査を取りやめ、今後は身体的な美しさを判断基準にしないと発表した。

イブニングドレス審査も廃止し、出場者には自分らしさを表す、心地良い服を着るよう求めるという。

自分自身も元ミス・アメリカの元ニュース・アナウンサーで、運営団体の評議員会会長になる予定のグレッチェン・カールソン氏が米ABCニュースの番組「グッド・モーニング・アメリカ」で明らかにした

カールソン氏は、「私たちは今後、出場者を身体的な外見で審査しない。これは重大なことです」と語った。「これからはもうショーではない。コンテストです」。

大会では、水着審査に代わり、出場者にインタビューし、情熱の対象や知性、ミス・アメリカとしての役割について質問をする。

2018年のミス・アメリカ、カーラ・マンド氏はツイッターで、「我々は水着から着替えて全く新しい時代に入る」とコメントした。

カーソン氏は、「多く若い女性に、『大会に参加したいけれど、ハイヒールに水着姿で出たくはない』と言われました。なので、変わりましたよ。もうそんなことはしなくてもいいんです」と話した。

同氏は、「能力を向上させ、リーダーシップについて学び、大学の学費を払い、精神的な内面の部分から、自分がどんな人間か世界に示したい。そう思わない人はいるでしょうか」と述べ、「私たちは今後、女性をそうやって審査します」と付け加えた。

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Image caption カーソン氏は1989年のミス・アメリカに選ばれている

ネットメディアのハフポストは昨年、運営団体の幹部たちがメールで、過去のミス・アメリカたちの見た目や知性、性生活について下品な寸評を述べていたと報じた。これを受けて、サム・ハスケル事務局長やジョシュ・ランドル会長、評議員らが辞任している。

その後、運営団体はカーソン氏をはじめ、幹部全員が女性になった。

1989年にミス・アメリカになったカーソン氏は近年、セクハラの被害者を支援する活動にかかわっており、「Me Too」運動を牽引(けんいん)する一人となっている。

2016年にカーソン氏は、米FOXニュースの最高経営責任者(CEO)だったロジャー・エイルズ氏へのセクハラ訴訟で和解している。カーソン氏は同局でアナウンサーを務めていた。

複数の従業員がエイルズ氏に対して同様に訴え出たなかで、同氏はCEOを辞任。2017年に死去した。

2019年度のミス・アメリカ大会は、今年9月9日にABCで生放送される予定。

(英語記事 Miss America waves bye bye to bikinis

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