テキサスの「時計少年」、カタール移住へ

Ahmed Mohamed at the US Capitol on 20 October 2015 Image copyright Getty Images
Image caption アフメド君たちモハメドさん一家はカタールへ移住することに

米テキサス州で9月に自作の時計を教師に見せようと学校に持参したところ、爆発物と間違われて逮捕された14歳のアフメド・モハメド君とその家族が、カタールに移住することになった。アフメド君がカタールの教育科学関連の財団の奨学金を獲得したためという。

カタールの財団によると、アフメド君の高校と大学学部の学費を全面的に支援するという。モハメド家によると、アフメド君はカタールの財団の「若きイノベーター」プログラムに参加し、一家でカタールに移住する。

アフメド君の逮捕の情報がハッシュタグ「#StandWithAhmed(アフメドと共に)」を使ってソーシャルメディアで拡散されるや、オバマ米大統領やフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)など多くの著名人が科学や技術への探求心を称賛。同じ日のうちに釈放されたアフメド君はその後、グーグル共同創業者のセルゲイ・ブリン氏ら著名人と次々に会談し、19日にはホワイトハウスでオバマ大統領と面会している。

時計を爆弾と間違われた事件では、アフメド君の名前、そしてイスラム教徒であることが学校や警察の対応につながったのではという批判もあったが、学校や警察関係者たちは生徒たちの安全確保のみが目的だったと主張している。

アフメド君は事件後まもなく、この学校を退学した。

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Ahmed Mohamed meets US President Barack Obama

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モハメドさん一家は文書で、「アフメドの不幸な逮捕以来、多くの人から支援の申し出を受けて感激しています。ホワイトハウスからスーダンやメッカにいたるまで、数々の人や企業や教育機関から歓迎されました」と感謝している。

同じ発表文書でアフメド君は「カタールはかっこいいところでした。ドーハはすごく現代的で、大好きです。すごい学校がたくさんあって、アメリカの有名大学のキャンパスもたくさんありました。先生たちも最高で、いろいろ勉強できるだろし、楽しいことも経験できると思います」と期待を語っている。


アフメド君の色々な出会い

Image copyright AFP

アフメド君が会った主な著名人は以下の通り。

  • グーグル共同創始者のセルゲイ・ブリン氏
  • トルコのアフメト・ダウトオール首相
  • 「ナショナル・ジオグラフィック」誌のゲーリー・ネル会長
  • ヨルダンのラニア女王
  • メディアサイト「マッシャブル」のピート・キャッシュモアCEO

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