【写真で見る】 ロンドン公営高層住宅火災

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ロンドン西部の公営住宅で14日未明、24階建て127戸のタワー棟から出火し、大火災となった。少なくとも12人が死亡し、大勢が行方不明となっている。

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5階付近から発生したとされる火事は瞬く間に建物全体に燃え広がった。

ロンドンのノースケンジントン地区に1974年に完成した公営高層住宅では、約120戸に約500人が住んでいた。

多くの住民が眠っているか眠ろうとしている時間帯に発生した火事で、外に出られず窓辺で助けを求める住民たちの姿を、多くの目撃者が目撃している。

現場では悲鳴が響き、窓から飛び降りる住民の姿が相次いだという。脱出した住民のタマラさんはBBCに、「みんな『子供は助けて、うちの子供は助けて』と言いながら、自分の子供を窓から投げおろしていた」と話した。

地元住民のティム・ダウニーさんはBBCに、タワー棟の一部が「完全に焼失した」と話した。「建物の中心部まで完全に燃えてしまった。ひどい様子だ。本当にひどい。こんなのは見たことがない。凄まじい大火事だ。建物全体がボロボロ崩れ出していて、黒煙が立ち上っている」。

住民の一人は、地上12階のアパートに閉じ込められていた(下の写真左)。この男性は後に消防士たちに救出された姿が確認されている(同右)。

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現場近くに住む人たちは夜が明けて、黒こげになったタワー棟に消防士が放水し続ける光景を目にすることになった。

住民のクロイー・バスビーさんは、午前8時の時点でも「まだ炎が見えた」と話す。

出火原因と、なぜ火がこれほどあっという間に延焼したのかという疑問が、浮上している。ロンドン消防局は、出火原因はまだ不明だと話している。

別の住民はBBCに、火災報知機が「鳴らなかった」と話した。

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住民のミッキー・パラマシーバンさん(上の写真)は、娘のシア・キャバナーちゃん(写真左)をガウンの下にくるみ、大急ぎで脱出したという。

目撃者たちは、上層階では懐中電灯か携帯電話のものと思われる光が見えたと話す。閉じ込められた住民が窓際で助けを求め、子供を窓から出して抱える人もいたという。

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ロンドンのサディク・カーン市長は、最初の消防車は通報から6分で現場に到着していたと述べ、ロンドン消防局は「世界最高の消防隊だ」と称えた。

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建物内に閉じ込められた住民を、大勢で助けたという話も次々と出ている。住民が10階か11階の窓から落とした赤ちゃんを、地上の人たちが受け止めたという話もある。

目撃したサミラ・ラムラニさんは英PA通信に、「大勢が窓辺に寄ってきて、必死になって叩いたり叫んだりしていた」と話す。

「窓が少し開いていて、女の人が、これから赤ちゃんを投げ下ろすからと仕草で伝えようとしていた。投げ下ろすから、誰か受け止めてと」

「そうしたら男の人が走って行って、無事に赤ちゃんを受け止めた」

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コミュニティー・センターや一般の人たちも、支援の手を差し伸べている。

火災現場の近くには、花束が次々に寄せられている。「被害者と家族に愛と祈りを。正義を実現しなくては。金よりも先に人。安らかに」と書いてあるカードもあった。

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Image caption 地元のスポーツセンターに「シャワーや紅茶やコーヒーが必要な人は、どうぞ遠慮なく入って声をかけて下さい」と張り紙

タワー棟の近くでは多くの市民が、焼け出された人たちのため、衣類や食べ物、飲み物を持ち寄った。

テリーザ・メイ英首相は、「大勢が悲劇的に亡くなり、とても悲しい」とコメント。「徹底的な調査」を約束した。

野党・労働党のジェレミー・コービン党首は、「想像を絶する最悪の悪夢だ」と述べ、防火対策について「どのような報告が提出されていて、どのような情報が提供され、どのような対策がとられたのか、知る必要がある」と求めた。

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ロンドン警視庁は、家族や友人の安否を心配する人のために、緊急電話番号0800-0961-233(日本からは国際電話に)を設置した。

(英語記事 Grenfell Tower block fire: In pictures

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