「未成年じゃないと人権は?」混乱の「ジャングル」撤去
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「未成年じゃないと人権は?」混乱の「ジャングル」撤去

仏当局は24日、英仏海峡に近いカレーの移民キャンプ、通称「ジャングル」の閉鎖に着手し、25日にはハンマーを使った解体作業を開始した。

「ジャングル」にいた約7000人のうち、これまでに約4000人がフランス国内各地の受付センターで難民申請を行い、保護者のいない未成年者約1000人も近くの保護施設に収容された。この間、英国政府は保護者のいない未成年者約200人の受け入れを開始。しかし、支援団体の関係者によると、当局の情報が十分に子供たちに伝わらず、混乱が起きている。

25日夜には、何者かによってキャンプに火がつけられ、一部の小屋が焼失した。現地で取材するサイモン・ジョーンズ記者は、これは自分たちが住んでいた小屋の解体に抗議する移民による抗議行動かもしれないと指摘する。

フランス当局による解体作業は28日までに終了する予定。25日の時点で作業員の手作業で解体を始めたのは、ブルドーザーなどの重機を投入すると事態はかえって緊迫すると判断したからだという。

(英語記事 Confusion mars Calais 'Jungle' camp clearance