日本ラグビー、アメリカに勝ち3勝でW杯終える

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ラグビーの日本代表は11日、W杯3勝目を挙げた
日本のラグビー代表は11日、英南部で行われたワールドカップ(W杯)イングランド大会1次リーグ最終戦でアメリカと対戦し、28―18で勝った。既に1次リーグ敗退が決まっている日本は3勝1敗。W杯史上初めて3勝しながらも決勝トーナメントに進めないという、ありがたくない記録を残した。
松島や藤田のトライで前半を18―8で終えた日本は、後半にもマフィがトライ。アメリカのワイルズもトライを返して追いつくかに見えたが、五郎丸が終盤に試合3つ目のペナルティゴールを決めて引き離した。
日本は今大会、南アフリカへの歴史的な勝利のほかにサモアとアメリカに勝ち過去最高の3勝を挙げたが、スコットランドに敗北しリーグB組の3位に。スコットランドが10日にサモアに勝ち、南アに続く同組2位となった時点で、日本の敗退は決まっていた。

1次リーグB組の成績
日本代表は決勝トーナメント進出はならなかったものの、英南部グロスタシャーのキングソルム・スタジアムの観客はビクトリー・ランをする代表チームにスタンディング・オベーションを贈った。
日本代表はこれまでW杯では1勝しかしたことがなかったが、イングランドで3勝し大躍進。4年後の2019年大会開催国として大いに弾みをつけた形だ。
日本でラグビー新時代の到来か