中国株式市場、5日も続落

上海株式市場の株価ボード Image copyright AFP
Image caption 上海株式市場の株価ボード

5日の中国の株式市場で株価は続落した。4日には主要株価指数が7%下落し取引停止となっている。

上海総合指数は0.3%安の3287.71で引けた。寄り付き直後には3%以上下落していた。香港のハンセン指数も方向感のない動きだったが0.7%安の21188.72で取引を終了した。

4日の上海株式市場では株価が7%下落し、急な株価変動を抑制するため今年から導入された「サーキットブレーカー」が初めて発動された。

規制当局は、株価下落を抑制するため株の売却を制限する可能性に言及。中国証券監督管理委員会は5日、大株主が一定期間中に売却できる株式を規制する方法を検討していることを明らかにした。

中央銀行である中国人民銀行は同日、個人投資家の不安感払しょくを狙い、1300億人民元(約199億ドル)をリバースレポを通じて市場に資金供給した。

しかし、株価は下落を続け、後場の取引で主要株価指数は前日終値を下回った。

不安定な動きは続くか

アナリストらは、投資家は中国政府が株価下落を止めることができるのか見守っており、今後さらなる対策が打ち出されるのか注目していると語った。

ただ、IGアジアの市場ストラテジスト、バーナード・アー氏は、中国政府が気にしているのは株式市場よりも経済成長であることは、ほぼ間違いないと指摘。同氏は投資家向け報告書で、「過去に実施した株価維持策を終わらせようとしているなかで、追加策を導入するのでは格好が全くつかない」と述べた。

4日の中国株の株価下落を受け、海外の主要市場にも不安感が広がった。中国株式市場の急落が世界に波及した昨年夏の相場再現の懸念が高まり、米国の主要株価指数は最大2%安となった。

東京市場では、日経平均株価は0.4%安の1万8374円で引けた。オーストラリアのS&P/ASX200指数は1.6%安の5184.4で取引を終了した。

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