北朝鮮の「人工衛星」発射 韓国は「大きな代償を払う」と警告

北朝鮮に警告する韓国政府の声明をテレビの前で読み上げる趙太庸氏(3日) Image copyright EPA
Image caption 北朝鮮に警告する韓国政府の声明をテレビの前で読み上げる趙太庸氏(3日)

韓国政府は3日、北朝鮮の「人工衛星」の発射計画について、「大きな代償を払うことになる」と警告した。

北朝鮮は2日、国際海事機関(IMO)などに対し「人工衛星」を今月8日から25日の間に打ち上げると通告。国外からは、事実上の長距離弾道ミサイルの発射実験だと非難の声が上がっている。

米政府は、北朝鮮のミサイル発射を禁じる国連安保理決議に「明白に違反する」とし、追加制裁を呼びかけた。

北朝鮮は一貫して宇宙開発計画は平和目的だと主張してきたが、大陸間弾道ミサイルの開発を進めているとみられている。1月には、同国が水爆実験だと主張する核実験を実施。1月末にはロケット発射を準備しているようだと、米政府などが警戒していた。

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Image caption 北朝鮮の軍事パレード

記者会見した韓国大統領府の趙太庸(チョ・テヨン)国家安保室第1次長は、北朝鮮の発射計画について「国際社会に対する真っ向からの挑戦」と批判。「もし北朝鮮が長距離ミサイルの発射を実行するならば、朝鮮半島や周辺地域、世界に深刻な脅威となり、国際社会は必ず北朝鮮が大きな代償を支払うようにするだろう」と述べた。

日本の安倍晋三首相は、「重大な挑発行為」だとし、関係各国と連携して「強く自制を求める」と述べた。

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Image caption 平壌に到着した中国の武大偉・朝鮮半島問題特別代表(2日)

中国政府からは現在、武大偉・朝鮮半島問題特別代表が訪朝中。中国の外務省高官が韓国聯合ニュースに語ったところによると、武氏は北朝鮮の政府高官らと協議する予定だという。

米政府関係者は先週、北朝鮮の北西部にある東倉里(トンチャンリ)の「西海衛星発射場」で活発な動きが見られ、ミサイルの発射準備を進めていると思われると指摘していた。

専門家らは、北朝鮮で1980年以来開かれていなかった朝鮮労働党の党大会が数カ月中に予定されており、金正恩第1書記はそこで核開発計画を誇示しようとしていると指摘した。

北朝鮮は直近では2012年12月に「通信衛星」を打ち上げ、軌道に乗せることに成功している。これを受けて国連安保理はミサイル発射実験を禁じる決議を行い、制裁を科している。

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北朝鮮の「水爆実験」 意味するところは?
Image caption 「西海衛星発射場(Sohae Satellite Launching Station)」の位置
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Image caption 昨年11月に撮影され12月に公開された「西海衛星発射場」の衛星写真
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Image caption 北朝鮮北西部にある「西海衛星発射場」(2012年4月撮影)

(英語記事 South Korea warns North against satellite launch

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