世界最長の直行定期便を開始 エミレーツ航空

画像提供, Emirates
エミレーツ航空のエアバスA380型機
エミレーツ航空の旅客機が2日、中東のドバイからニュージーランドのオークランドまで1万4200キロを飛行し、直行定期便としては世界最長となるフライトを達成した。
新ルートの初運行はエアバスA380型機が飾ったが、今後通常はボーイング777-200LR型機で運航される予定。
ニュージーランド・ヘラルド紙によると、所要時間は16時間24分。当初17時間15分かかるとみられており、飛行時間としても最長となるはずだったが、予定よりも早く到着した。
現在の飛行時間の最長は、カンタス航空の米テキサス州ダラスとオーストラリアのシドニーを結ぶ1万3800キロのフライトで、所要16時間55分。
エミレーツ航空はこれを上回る長さの直行便を今月末までに開始する予定。ドバイとパナマ市を結ぶフライトでは、飛行時間は17時間35分になる。
過去には、シンガポール航空が飛行時間19時間に及ぶ直行便を運航していた。シンガポールと米東海岸のニュージャージーを結ぶこの直行便は現在運航されていないが、シンガポール航空は昨年、2018年の運航再開を発表している。
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先月31日、武漢から広州に向かおうとしていたチャンさんは、吹雪のためフライト予定が大幅に遅れた便に搭乗。搭乗予定だったほかの客はより早い便を選んだため、乗客はチャンさんひとりになった。