逃げたシマウマ、ゴルフ場の池に落ちて死亡 日本

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獣医が麻酔の吹き矢でシマウマを鎮静しようとした(23日)
愛知県の乗馬クラブから脱走したシマウマが23日、岐阜県土岐市のゴルフ場で発見されたが、麻酔の吹き矢で鎮静された後、池に落ちて死亡した。
警察や獣医師が数時間にわたり捕獲しようとゴルフ場内を追い回した後、吹き矢で鎮静を試みた。射られて池に落ちたシマウマを警察は数分後に引き揚げたが、死亡したという。警察は、引き上げた時点ですでに心臓が停止しており、溺死した可能性が強いと話している。
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吹き矢に射られて池に落ちたシマウマ
警察や地元報道などによると、シマウマは雄の2歳。飼育されていた乗馬クラブから22日夜、厩舎のフェンスを押し開けて脱走したという。翌朝になると、土岐市の国道をシマウマが走っていたという通報が警察に相次ぎ、間もなく名岐国際ゴルフ倶楽部のコース内で発見した。
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池から引き上げられるシマウマ。すでに心停止していたという。