カナダ西部で大規模山火事 9万人近くに避難命令

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「すべて失ってしまった」――カナダ山火事の避難住民

カナダ西部のアルバータ州で大規模な山火事が発生し、近くにあるフォートマクマリー市の住民約8万8000人全員に避難命令が出ている。現時点では負傷者が出たとの情報はない。

地元当局は、火が市のかなりの地域に広がる可能性があると警告。州全体に非常事態宣言が出された。当局によると、すでに市内の建物約1600棟が延焼している。

フォートマクマリーはオイルサンド(油砂)の採掘で知られる。アルバータ州内でオイルサンド事業を行う企業数社は一部のパイプラインを止めた。従業員を避難させるためだという。

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当局者は今後24時間が非常に重要だと述べた(4日、カナダ・フォートマクマリー市)

山火事は今月1日に発生した。現在、火災の規模は1万ヘクタール以上に及び、100人の消防隊員が消火活動にあたっている。

アルバータ州と隣りのサスカチュワン州では、空気が乾燥した状況に高い気温と強い風が重なり、山火事の危険が高まっていた。

アルバータ州の緊急事態対応責任者、スコット・ロング氏は「悪いニュースは、時間がたてば良くなるわけではない」と述べ、「市の大きな部分が失われる可能性がある」とした。

カナダのトルドー首相は、必要とあらば空軍機を派遣する用意があると表明した。

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ヘリコプターによる消火活動も進む

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米NASAが公開した山火事の衛星写真

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フォートマクマリー市の位置(斜線は山火事で大きな被害を受けている地域)