日本の人気歌手グループSMAPが解散へ

SMAPは日中韓の親善大使としての役割も務めた

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SMAPは日中韓の親善大使としての役割も務めた

アジアで最も人気のある人気歌手グループのひとつ「SMAP」が今年末で解散し、四半世紀余りの活動に幕を下ろす。

昨年末までに合計3500万枚以上のアルバムを売り上げている日本の「ボーイバンド」、SMAPの解散のうわさは年初から何度も浮上していたが、そのたびメンバーらが否定してきた。

現在39歳から43歳の5人のメンバーは個別に活動を続ける予定。1988年に結成されたSMAPは、多数の映画やドラマ、テレビコマーシャルなどに出演し、日本だけでなくアジアでも多数のファンを獲得してきた。

SMAPは、「Sports Music Assemble People」の略で、料理番組やリオデジャネイロ五輪を伝える日本のテレビ番組に登場。

幅広い人気を背景に、日中韓の外交関係を強める親善大使としての役割を務めたこともある。

2011年には、領土問題をめぐって日中関係が悪化するなか、約10年ぶりに中国を訪れた日本の人気歌手グループとなった。北京で開かれたコンサートには4万人が集まった。

5人が所属するジャニーズ事務所は14日、解散を発表する文書で、CDデビュー25周年のイベントを企画するなかでの「苦渋の選択」だったと述べた。

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SMAPの解散を伝える日本の各紙1面

(英語記事 Japan boy band SMAP to break up