米ロサンゼルス近郊の投票所近くで銃撃、1人死亡

記者会見するアズサ警察のハント署長代行(8日)

画像提供, Azusa PD

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記者会見するアズサ警察のハント署長代行(8日)

米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊の投票所近くで8日、銃撃があり、1人が死亡、少なくとも2人が負傷した。地元警察が明らかにした。米国では同日、各州で大統領選などの投開票が行われている。

複数の目撃者によると、ロサンゼルスから東に約40キロ離れた町アズサにある銃撃現場付近の投票所は「封鎖」されたという。

地元警察によると、現場に到着した警官と襲撃犯との間で銃撃戦が起きた。

警察の広報官は、自動突撃銃を持った女性容疑者1人が逃亡中だが、「事態は収束している」と語った。

男性容疑者がもう1人逃亡中との情報があるが、確認はされていない。

ある目撃者が地元紙ロサンゼルス・タイムズに語ったところによると、「重武装した男」が少なくとも10回発砲した後、住宅内に逃げたという。

スティーブ・ハント警察署長代行は、銃撃の標的となったのは住宅地で、投票所そのものではないとみられると語った。

現場に近い建物からは人々が退避している。

アズサの警察署によると、1人が死亡したほか、重体の2人が病院に運ばれた。

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銃撃があったアズサの位置