英俳優ダニエル・クレイグ、次もまた007に

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英俳優ダニエル・クレイグさん(49)が15日、英国スパイ007ことジェイムズ・ボンドをまた演じると明らかにした。ただしこれがボンドとして最後の映画になるとも述べた。
米トーク番組「ザ・レイト・ショー」に出演したクレイグさんは、司会者のスティーブン・コルベアさんにボンド役について聞かれ、「イエス」と答えた。
過去4作のボンド映画で主演を務めてきたクレイグさんは、前作「スペクター」以降、続投するかどうか言明してこなかった。

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しかし「ザ・レイト・ショー」でクレイグさんは、「数カ月前から分かっていた」と述べ、「ずっと話し合っていた。ただみんなして、どうやればいいのか相談していたんだ」と説明した。
「ずっとやりたかった。でも休憩も必要だった」とクレイグさんは話した。
ボンド映画第25作目となる次回作は、2019年11月公開予定。

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2015年の「スペクター」プレミアに参加したクレイグさん
ただしクレイグさんは、次回作がボンドとして最後の出演になると述べ、「最高の状態で終わりたいだけで、待ちきれない」と期待を込めた。
クレイグさんは14日の時点でも、「まだ決まっていない」とボストンのラジオ局に答え、「早く始めたいのは分かっているし、理屈の上ではぜひともやりたいが、まだ今のところは決定はない」と話していた。

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クレイグさんは新作映画「ローガン・ラッキー」のプロモーションのため、米国の複数メディアに出演している。
ボンド役の第一作は2006年の「カジノ・ロワイヤル」。それ以降、「慰めの報酬」(2008年)、「スカイフォール」(2012年)、「スペクター」(2015年)で、007を演じてきた。