米爆撃機、朝鮮半島上空で演習 日韓も参加

爆撃機は10日にグアムの米軍基地から飛び立ち、日本海と黄海の上空を飛んだ Image copyright AFP
Image caption 爆撃機は10日にグアムの米軍基地から飛び立ち、日本海と黄海の上空を飛んだ

米軍の戦略爆撃機が10日夜、朝鮮半島上空で韓国空軍と合同演習を行った。米国のB1B戦略爆撃機2機と韓国のF15戦闘機が韓国領海内で、空対地ミサイルの演習を実施した。

合同演習は北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐる緊張が高まるなかで実施された。北朝鮮はここ数カ月間で6回目の核実験を実施したほか、日本上空を通過するミサイルを2回発射させている。

韓国軍によると、米爆撃機は10日夜に米領グアムから出発。日本海と黄海の韓国領空内で空対地ミサイルの発射を行った。韓国軍は、演習は北朝鮮に対する「広範な抑止」計画の一部だと付け加えた。

米国によると、日本も演習に参加した。

ホワイトハウスによると、ドナルド・トランプ米大統領は10日夜、国家安全保障チームの最高幹部らと会い、北朝鮮の脅威への対応策について説明を受けた。

ここ数週間、トランプ氏と北朝鮮の最高指導者、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との間で、激しい調子での非難合戦が展開されている。

9月の国連総会でトランプ大統領は、金委員長が「自殺任務」に当たっていると非難。一方の金委員長は、「頭のおかしい米国の老いぼれを火で罰する」と応じた。

韓国の与党議員、李哲熙(イ・チョルヒ)氏は10日、北朝鮮のハッカーたちが韓国の大量の軍事機密文書を盗んだとの情報を得たと語った。機密文書には金正恩委員長を暗殺する計画や米韓両国によってまとめられた戦時の作戦計画が含まれているという。

韓国国防省はコメントを拒否。北朝鮮は議員の指摘を否定した。

(英語記事 North Korea crisis: US bombers conduct military drills

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