セーブ・ザ・チルドレンのアフガニスタン事務所に襲撃 自動車爆弾など

攻撃現場の様子 Image copyright Reuters
Image caption 攻撃現場の様子

アフガニスタン東部ジャララバードで24日、慈善団体セーブ・ザ・チルドレンの事務所が爆弾などを使った攻撃に遭った。当局によると、少なくとも2人が死亡し、12人が負傷した。

攻撃時の建物には約50人のスタッフがいたとみられる。報道によると、襲撃犯は少なくとも3人いる様子。

自爆攻撃とみられる自動車に詰まれた爆弾の爆発を合図に、攻撃が始まった。銃で武装した集団は、機関銃や携行式ロケット弾を使って、建物の上階から攻撃を始めたという。

現時点で犯行声明は出ていない。

攻撃は現地時間の午前9時10分(日本時間午後1時40分)ごろに始まった。地元当局のアタウラ・ホギャニ報道官はBBCに対し、セーブ・ザ・チルドレンの施設の入り口で自爆攻撃犯が自動車爆弾を起爆させたと語った。

施設内にいた目撃者はAFP通信に、銃を持った男たちが携行式ロケット弾で門を叩いていたと話した。

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Image caption 自爆犯が自動車爆弾を起爆させた施設の入り口付近
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Image caption 治安部隊が付近を封鎖した

現地で撮影された写真には、施設から大きな黒く濃い煙が上がっている様子が写っている。

未確認情報によると、少なくとも襲撃犯2人が死亡した。

地元ジャーナリスト、ビラル・サルワリー氏は警察の話として、アフガニスタン軍の特殊部隊が現場に到着しているが、襲撃犯らは建物の上階に上がり、重機関銃や手投げ弾、携帯式ロケット弾を使って攻撃していると語った。

AFP通信は、セーブ・ザ・チルドレン職員が対話アプリ「ワッツアップ」で送ってきたメッセージだという内容を伝えた。「2人の襲撃犯がいるように聞こえる。(中略)我々を探している。我々のために祈ってください。治安部隊に伝えて」と書かれていたという。

パキスタンとの国境に近いジャララバードは反政府武装勢力のタリバンの攻撃を頻繁に受けているが、2015年以来、地域での活動を続けている過激派組織「イスラム国」(IS)も強力な足場を築いている。

20日夜には、アフガニスタンの首都カブールにある高級ホテル「インターコンチネンタルホテル」がタリバンのメンバーによって襲撃され、外国人を中心に少なくとも22人が殺害された。

しかし、タリバンはツイッターで、ジャララバードでの攻撃への関与を否定するコメントを出している。

セーブ・ザ・チルドレンの広報担当者は電子メールでコメントを出し、攻撃の報に「衝撃を受けている」、「我々の念頭にあるのはスタッフの安全確保だ」と述べた。

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Image caption 攻撃が続くなか避難する住民たち
Image caption ジャララバード(Jalalabad)と首都カブール(Kabul )の位置

(英語記事 Save the Children offices in Afghanistan hit by attack

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