アフガン首都、救急車使う自爆攻撃の犠牲者追悼 死者100人超す

a group of men carrying a coffin up a dusty hill, with city buildings in the distance Image copyright EPA
Image caption カブールでは28日、たくさんの葬儀が行われた

アフガニスタンの首都カブールで救急車を使った27日の自爆テロで、内務省は28日、死者数が103人に達したと発表した。負傷者は235人で、大半が男性という。政府は28日を服喪の日に指定。市内各地で、多数の葬儀が行われた。

27日昼過ぎの攻撃は、政府庁舎や欧州連合(EU)の代表公館などが立ち並ぶ地区で起きた。内務省報道官によると、爆発物を積んだ救急車の運転手は警察の検問に対し、近くの病院に患者を送り届けるところだと話して通過し、2つめの検問所で自爆した。

カブールでは20日に高級ホテルが武装集団に襲撃され、22人が死亡したばかり。

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Image caption 担架で運ばれる負傷者

反政府武装闘争を続けるイスラム主義強硬派のタリバンが後に、犯行声明を出し、「銃口で説得しようとする侵略政策を続けるなら、アフガニスタンの民が花を育てて答えるとは思うな」と述べた。アフガニスタン軍によるタリバン掃討作戦を、米軍が空爆などで支援していることへの言及とされる。

アフガニスタンでは昨年10月、国内で合計176人が爆弾攻撃で死亡している。治安部隊は、厳しいイスラム法にもとづく支配を復活させたいタリバンとの戦いで苦戦している。

昨年5月には、カブールの自爆テロで150人が死亡した。タリバンは関与を否定したが、アフガニスタン政府はタリバン系列の「ハッカニ」がパキスタンからの協力を受けて実行したと非難している。

カブールで取材するBBCパキスタン特派員のセクンデル・ケルマニ記者によると、病院の前にいた男性が、今回を含めて相次ぐ攻撃を防げなかったと、政府の対応不足を批判した。

ケルマニ記者は、以前はアフガニスタン国内でも首都カブールは比較的安全な場所だったが、今では最も危険な場所のひとつのように思えると話している。

(英語記事 Kabul mourns 100 dead after ambulance bomb

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