列車で起きたら膝に100ポンド、見知らぬ人に英国の女性が感謝

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Image caption ジョハンセンさんは列車で知らないうちに見知らぬ人から現金100ポンドをもらっていた

列車で眠っていた英リーズ在住のエラ・ジョハンセンさん(23)は、目を覚ましてびっくりしてしまった。紙ナプキンで覆った現金100ポンド(約1万5000円)が、膝の上においてあったからだ。

ジョハンセンさんは27日、英中部ピーターバラから北部リーズへ列車で移動中、いかに家計が厳しくて、いかに「ストレスだらけでイライラしているか」を電話で母親に訴えていた。

それからしばらくうとうとしたジョハンセンさんがやがて目を覚ますと、膝の上に紙ナプキンがかぶせてあり、その下に20ポンド紙幣5枚があるのに気づいた。このプレゼントのおかげで、当座借越の限度額を超えずに済むという。

見知らぬ恩人を見つけようとするジョハンセンさんのフェイスブック投稿は、英国時間30日朝までに6500回以上シェアされた。

ジョハンセンさんはリーズ・ベケット大学の卒業生。最終学年の時、勉強に専念するためアルバイトを諦めたため、借金ができてしまったとBBCに話した。

「素晴らしい人」

「自分がどれだけ金欠で、どれだけお金のことが心配かを母親に話して、落ち込んでしまった」とジョハンセンさんはフェイスブックに書いている。

目が覚めて現金を見つけ、見知らぬ人の優しさが「あまりにありがたく」て、泣き出してしまったという。

ジョハンセンさんは「父と父方の祖父母を両方ともなくして、ひどい18カ月間だったけれども、世界は優しいし、善い人たちがいると実感できた」とも書いている。

「助けてくれた人に、どれほど素晴らしい人か伝えたい。あなたのおかげでどれほど元気が出たか、どれほどありがたかったかと」

ジョハンセンさんは自分も慈善活動にボランティアとして参加することで、自分が受けた「優しさを次の人へ」つなげたいと話している。

(英語記事 Train passenger wakes to find £100 gift from stranger