【平昌五輪】ノロウイルス感染広がる スイス選手2人も

ノロウイルス感染が報じられた選手の一人、リースタイルスキーのファビアン・ベシュ選手

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ノロウイルス感染が報じられた選手の一人、リースタイルスキーのファビアン・ベシュ選手

韓国で開催中の平昌冬季五輪で、ノロウイルス感染が広がっている。16日にはスイスの2選手の感染が明らかになった。選手の感染が発覚したのは初めて。

フリースタイルスキー選手らは、ノロウイルスと診断されるとスイス選手団から隔離されたという。スイスのメディアによると、感染したのはファビアン・ベシュ選手とエリアス・アンビュール選手。

伝染性が高く嘔吐や下痢などを引き起こすノロウイルスの感染者は、これまでに200人以上に上った。

一部の感染者には発熱や頭痛、手足の痛みなどの症状がある。よく「腹のインフルエンザ」と呼ばれるのはそのためだ。

スイス五輪選手団の広報担当者はロイター通信に対して「他の選手は全員無事だ」と話した。「感染した2人を他の選手から隔離し、回復を待っている」。

広報担当者はさらに、症状はほとんど治まっているため、まだ競技に参加できる可能性があると述べた。

感染が広がった影響で、警備員約1200人が五輪会場から外され、代わりに兵士900人が任務に当たっている。

五輪競技開始に先立ち、国際オリンピック委員会のクリストフ・ドゥビ氏は、感染力が非常に強いノロウイルスがこれ以上蔓延(まんえん)しないよう、対策を実施していると話していた。

「飲食物に関しては、非常に厳重な対策を講じている」とドゥビ氏。「感染が報告されたら直ちに、全エリアを消毒している」と加えた。

昨年英ロンドンで行われた世界陸上競技選手権大会では、ホテルでノロウイルスが大流行していることを当局が発見。複数の選手が競技の棄権を余儀なくされた。