ポンペオ前CIA長官を国務長官に承認 米上院

Mr Pompeo shakes hands with Mr Kim Image copyright Sarah Sanders/Twitter
Image caption ポンペオ氏は先に、米朝首脳会談の準備のために平壌で金正恩・朝鮮労働党委員長と会談した

米上院は26日、57対42の賛成多数でマイク・ポンペオ前米中央情報局(CIA)長官を国務長官に承認した。

ドナルド・トランプ米大統領は3月、前任のレックス・ティラーソン氏を「相性」の問題で更迭しており、トランプ政権で2人目の国務長官が誕生した。

ポンペオ氏はカンザス州出身の強固な保守派。「タカ派」としても知られ、イスラム教や同性愛を批判する発言を繰り返しており、民主党から非難されていた。

投票では過半数を占める共和党議員全員がポンペオ氏を支持。民主党の6人がこれに賛同した。

造反した民主党議員のうち、ノース・ダコタ州のハイジ・ハイトカンプ議員とウエスト・バージニア州のジョー・マンチン議員などは、2016年の大統領選でトランプ氏が勝利した州の出身だった。

トランプ大統領は声明で、ポンペオ氏は「常にアメリカの利益を第一に考える人物」と称賛した。

「マイクの計り知れない才能とエネルギー、国務省を引っ張る知性は、歴史的に重要な時期にある米国にとって素晴らしい資産となるだろう」

米国務省の ヘザー・ナウアート報道官は、宣誓の様子をツイッターに投稿。「マイク・ポンペオ氏が70人目の米国務長官として宣誓した」とツイートした。

また、ポンペオ氏が「国務長官就任をうれしく思う。責任を受け止め、職務につくのを楽しみにしている」と述べたことも明かした。

宣誓から間もなく、ポンペオ氏はブリュッセルで開催される北大西洋条約機構(NATO)の外相会合に向かった。

CNNのローラ・コーラン記者は「宣誓から1時間もしないうちに、マイク・ポンペオ氏は国務長官として最初の外遊に向かった」とツイートしている。

米上院外交委員会のボブ・コーカー委員長はポンペオ氏の就任前、同氏について、北朝鮮との会談を「率いる完璧な人材」と説明していた。

ポンペオ氏は3月31日から4月1日にかけての復活祭の週末、米朝首脳会談の準備のために平壌で金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談している。会談は数カ月以内に実現する見通しだ。

サラ・サンダース・ホワイトハウス報道官は、ポンペオ氏の国務長官就任後に同氏と金委員長の写真をツイッターに公開し、「彼(ポンペオ氏)は素晴らしい仕事をするだろう」と付け加えた。

ポンペオ国務長官はブリュッセルでNATO外相会談に出席した後、イスラエルへ向かい、エルサレムでベンジャミン・ネタニヤフ首相と会談する予定。

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国務省によると、その後はサウジアラビアとヨルダンで「重要で双務的な問題を協議する」ことになっている。

(英語記事 Pompeo confirmed as secretary of state

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