米朝首脳会談の準備は順調=ホワイトハウス

米朝首脳会談は12日にシンガポールで開かれる予定だが、明らかになっている詳細はわずかだ Image copyright EPA
Image caption 米朝首脳会談は12日にシンガポールで開かれる予定だが、明らかになっている詳細はわずかだ

米ホワイトハウスは4日、12日にシンガポールで予定されているドナルド・トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の首脳会談に向けた準備は順調に進んでいると明らかにした。

サラ・サンダース大統領報道官は記者らに対し、トランプ大統領が「国家安全保障チームから毎日、北朝鮮について説明を受けている」と述べた。

同報道官はさらに、「最初の会談をシンガポール時間の12日午前9時(日本時間午前10時)に始めるとの暫定的な予定が組まれたこともお伝えできる」と語った。

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北朝鮮に「最大限の圧力」をかけるというトランプ大統領の政策は維持されるのかとの質問にサンダース氏は、考えは変わっていないとし、「制裁が科されており、それらは非常に強力で、北朝鮮が非核化されないかぎり、我々は制裁を撤廃しない」と述べた。

トランプ大統領はこれまで、「最大限の圧力」政策のおかげで北朝鮮は交渉のテーブルに着いたと主張していたが、ワシントンで先週、金委員長の側近の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長と会談した後、トランプ氏は双方が「うまくやっていけている」ため、最大限の圧力という言葉はもう使いたくないと語った。

トランプ大統領は、北朝鮮が従来より協力的な間は追加制裁はしないと表明した。

最も重要な首脳会談は、何カ月にもわたる事前準備が必要とされるが、米朝首脳会談は合意から実施までの時間が非常に限られており、目立った外交交渉も確認されてこなかった。このために首脳会談の成功が危うくなる懸念も指摘されている。

米国の野党、民主党の議員らは、首脳会談の機会を無駄にしないようトランプ氏に強く呼びかけている。

民主党の有力議員7人が連名でトランプ氏に送った書簡は、北朝鮮による核・ミサイル兵器放棄の取り組みが確認できないのに制裁を弱めるような結果になれば、それは「悪い取引」だと警告している。

上院外交委員会のロバート・メネンデス委員長(民主、ニュージャージー州選出)は記者らに対し、「歴史的なものになる可能性がある首脳会談が近づくなか、大統領が北朝鮮に対する本物の戦略を持っておらず、歴史的な好機の可能性をだめにする危険を犯し、我々と我々の同盟国の安全保障を危険にさらすのを、私は懸念している」と語った。

(英語記事 Trump-Kim meeting: Preparations going well, says US

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