地元の警察官を全員逮捕、政治家殺人めぐり メキシコ

Mexican soldiers guard the funeral of Ocampo municipality Mayor and candidate for the Democratic Revolutionary Party (PRD), Fernando Angeles, in Ocampo, Michoacan State, Mexico, on June 21, 2018. Image copyright AFP

メキシコ西部ミチョアカン州の町オカンポで24日、議会選の立候補者の殺人事件に関与した容疑で、この町の警察官全員が逮捕された。

フェルナンド・アンゲレス・フアレス氏(64)は21日、私有地内で何者かに銃殺された。

メキシコでは7月1日の総選挙を前に、100人以上の政治家が殺されている。フアレス氏は、ミチョアカン州で過去1週間に殺された3人目の政治家だった。

メキシコの連邦警察はこの殺人事件に絡み、オカンポの警察官27人と地元の公安官を拘束した。

「汚職に耐えられなかった」

アンゲレス氏は実業家で、政界での経験はほとんどなかった。

当初は無所属で立候補するとみられていたが、後に中道左派の民主革命党(PRD)に所属した。

アンゲレス氏の近しい友人、ミゲル・マラゴンさんは現地紙エル・ウニベルサルに「彼は多くの貧困、不平等、そして汚職を見るのに耐えられず、立候補を決意した」と話した。

事件後、検察当局はオカンポのオスカル・ゴンザレス・ガルシア公安部長が関与していたと非難した。

当局が23日にゴンザレス氏を逮捕するためにこの町を訪れたところ、地元の警察官に阻止された。

そのため、翌24日朝に増援部隊と共に帰還し、警察官全員とゴンザレス氏を逮捕した。

Image caption ミチョアカン州とオカンポの位置

警察官らは手錠をはめられ、尋問のため州都モレリアに移送された。

検察側は、ゴンザレス氏と警察官らが、州内の組織犯罪グループとつながりがあると非難している。

メキシコでは7月1日に大統領選と上下両院の議会選が行われるほか、州や市町村レベルの3000以上の公職で選挙が実施される。

(英語記事 Mexican town's entire police force held

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