海外駐在員の生活費ランキング、1位は香港 東京は2位

香港は世界で最も人口密度の高い都市の一つだ Image copyright Getty Images
Image caption 香港は世界で最も人口密度の高い都市の一つだ

米コンサルティング会社マーサーがこのほど発表した「2018年世界生計費調査・都市ランキング」で、海外駐在員にとって最もお金がかかる都市は香港だった。東京は2位だった。

2017年度調査では、アンゴラの首都ルアンダが1位で、香港は2位だった。24回目となる今回の年次調査でもアジアの都市が上位の大多数を占めた。

調査対象は200項目にわたり、住居費や交通費、食費、娯楽費のほか、映画のチケットやジーンズ1着、コーヒー1杯、水1リットル、ガソリン1リットル、ミルク1リットルなどのそれぞれの値段を比較する。

今年の調査では、2位の東京に続いて、3位がスイス・チューリッヒ、4位がシンガポール、5位がソウルとなり、上位5位のうち4つがアジアの都市となった。

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5位以下の順位では、6位は前年の1位のルアンダ、7位は上海、8位はチャドの首都ンジャメナ、9位は北京、10位はスイスの首都ベルンだった。

海外駐在員にとって最も生活費の安い都市は、ランキング209位のウズベキスタンの首都タシケントだった。207位と208位はそれぞれ、チュニジアの首都チュニス、キルギスの首都ビシュケクだった。

マーサーはニューヨークを基準に各地の生活費を比較し、ドル換算している。

そのため、ポンド高に伴いロンドンは前回の19位から10位に順位を上げた。

英国の都市では、バーミンガムが前回の147位から128位に上昇したほか、ベルファストが前回の170位から152位に上昇した。アバディーンは146位から134位に上昇した。

ユーロの為替レート上昇と物価上昇を背景に、西ヨーロッパ各地の都市も順位を上げた。ドイツのフランクフルト(68位)やベルリン(71位)は前回から順位を49上げたほか、ミュンヘンも57位と前回から順位を41上げた。

このほか、パリ(34位)の前回比28上昇、ローマ(46位)の同34上昇、マドリード(64位)の同47上昇、ウィーン(39位)の同39上昇も目立った。

一方で、ロシアのモスクワ(17位)やサンクトペテルブルク(49位)、ウクライナの首都キエフ(173位)などが順位を下げた。

(英語記事 Most expensive city for expats revealed

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