米ピザ大手「パパ・ジョンズ」創業者、Nワード使用で取締役会議長を辞任

Papa John founder John Schnatter in New York Image copyright Getty Images

米ピザ大手「パパ・ジョンズ」の創業者ジョン・シュナッター氏が11日、電話会議でNワード(Nから始まる黒人差別用語)を使用したとして謝罪し、同社取締役会の議長を辞任した。

シュナッター氏は5月、メディア対応のトレーニング講座で、人種差別的な中傷語を使った。

同氏は昨年、米アメリカンフットボールのプロリーグであるナショナル・フットボール・リーグ(NFL)で、選手たちが人種差別に抗議して国歌斉唱を拒む抗議活動を起こした際、リーグ側の弱腰を批判してパパ・ジョンズの最高経営責任者(CEO)を辞任した。

同社は11日、「人種差別とあらゆる無神経な言葉」を非難するとの声明を発表した。

同社はその後、シュナッター氏による辞任の申し出を受理したと発表した。新議長は数週間以内に任命されるという。

この問題は5月、パパ・ジョンズの幹部とマーケティング会社「ランドリー・サービス」の電話会議中に起きた。

米経済誌「フォーブス」によると、電話会議はシュナッター氏が難題に対応するという内容のロールプレイ(役割練習)を含んでいたという。

人種差別主義的な集団からどうやって距離を置くかを議論している際、シュナッター氏はケンタッキー・フライドチキンの創業者カーネル・サンダース氏を引き合いに出し、サンダース氏はNワードを使っても批判を受けることはなかったと話した、とフォーブスは伝えた。

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Image caption シュナッター氏はパパ・ジョンズのブランディング素材の一部にも登場している

NFL選手による抗議が会社の売り上げに打撃を与えていると主張し、NFLを批判してパパ・ジョンズのCEOを辞任したシュナッター氏は、ドナルド・トランプ大統領の献金者でもある。

トランプ大統領も抗議行動を続けるNFL選手たちを批判し、抗議行動を禁止するようNFLに求めた。

(英語記事 Papa John's founder Schnatter resigns over N-word use

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