英ロールス・ロイス、「空飛ぶタクシー」開発へ

The EVTOL Image copyright Rolls-Royce
Image caption ロールス・ロイスのEVTOL機は、4~5人を800キロ運べるという

航空エンジンなどを手掛ける英ロールス・ロイスは、「空飛ぶタクシー」の推進システムを設計すると発表した。2020年代前半にも航行を開始する予定だという。

ロールス・ロイスは、5人乗りの「電気垂直離着陸機(EVTOL機)」の開発計画をまとめたと明らかにした。このEVTOL機は、最大時速402キロで航続距離800キロを飛ぶことができるという。

各社が模索している「空飛ぶタクシー」、ロールス・ロイスが参加した格好だ。

7月16~22日に英国で開催される国際航空見本市「ファーンバラ航空ショー」に先駆け、同社の電気部門トップ、ロブ・ワトソン氏は「私たちは個人航空機という発展分野で、中心的な存在になれる。さまざまなパートナーとの協業も視野に入れている」と話した。

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空飛ぶ乗り物は長らくSFの世界のものだったが、航空各社やテクノロジー会社はこれを現実のものにしようと動いている。

すでにフランスの航空機大手エアバスや米配車サービスのウーバー、米グーグルの協働創業者ラリー・ペイジ氏が協賛を発表しているキティー・ホークなど、さまざまなスタートアップ企業がプロジェクトを発表している。

ロールス・ロイスは、EVTOL機の初期コンセプトではガスタービン技術を使って低騒音に設計された6つの電気推進器に電気を送ると説明した。

翼は90度回転し、垂直離着陸を可能にする。EVTOL機は既存の空港やヘリポートが使えるという。

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同社は、「ハイブリッド電気推進技術の開発は進んでいる。初号機として実用可能な商用モデルが作れれば、EVTOL機は2020年代前半から中ごろにも航行可能になると信じている」と述べている。

詳しい内容はファーンバラ航空ショーで明らかにされる予定。航空機のフレームメーカーや電気系統方面でのパートナーを探しているという。

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(英語記事 Rolls Royce to develop flying taxi

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