東京五輪、セキュリティーに顔認証システムを導入

IC chips in identity cards will be used to verify over 300,000 athletes, Games staff, volunteers and the media entering over 40 locations at the Tokyo 2020 Olympics Image copyright Getty Images

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は7日、2020年の東京五輪で史上初めて顔認証技術をセキュリティー対策として利用すると発表した。

顔認証は観客ではなく、30万人以上におよぶ出場選手や大会スタッフ、ボランティア、報道関係者に対して使われる予定。40カ所以上の会場への出入りには電子チップを内蔵したIDカードが必要となる。

組織委の岩下剛警備局長によると、対象者は五輪施設に入るたびにセキュリティーチェックを受けることになる

東京の会場には十分なセキュリティーチェックを行う場所も、そのための待機場所もないため、顔認証システムを導入すると、岩下氏は話している。

組織委はNECと提携してシステムを開発している。すでに2016年のラジル・リオ五輪で試験運用されたほか、いくつかの空港でも導入されているという。

NECの菅沼正明執行役員によると、メイン・スタジアムや国際放送センター、オリンピック村など40以上の施設に顔認証システムを導入する予定。

正確に認証される確率は、99.7%という。

一部報道によると、日本は五輪開催に向け、選手が比較的涼しい時間帯に競技できるようサマータイムの導入を検討している。

夏の時間を2時間繰り上げるという提案について、ソーシャルメディアでは反対意見が強い。労働時間が長くなるだけではないかと心配する人も多い。

日本政府は、サマータイム導入についてまだ検討段階だとしているが、東京の猛暑が五輪選手に与える影響を軽減したい意向だ。

(英語記事 Tokyo 2020 to use facial recognition

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