4000万円相当の給料過払いが発覚 豪公務員、小数点打ち間違えで

Suitcase of Australian dollars

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オーストラリア北部の準州、ノーザン・テリトリーで勤務する公務員が、給料の100倍の金額を手にした。給料支払い処理時に小数点が誤った位置に打たれたことが原因という。

この職員は4921.76豪ドルを受け取るはずだったが、代わりに49万2176豪ドル(約4017万円)が銀行口座に振り込まれた。

しかし、ノーザン・テリトリーの遠隔地域で働くこの職員は、誘惑に耐え、過払い金を返還した。

長官は報告書で、過払い金の返還が最初の振込みから4週間後にあったと説明。ただ、この職員が遠隔地に勤めておらず、銀行へ行くのに小旅行をする必要がなければ返金はもっと早かったかもしれないとしている。

報告書では、過払いを2つの人為的ミスによるものとした。まず誤ったデータ入力が行われ、その後システムが出した警告への対応にも間違いがあったという。

報告書によると今回の過払いは、ノーザン・テリトリーの準州政府で2017年7月から2018年1月にかけてあった過払い743件の1つ。1月末までに、まだ約76万7000豪ドルが返金されていないという。

同州の企業・情報サービス局によると、ノーザン・テリトリーで毎年発生する120万件の給料支払い処理のうち約0.2%で過払いが起きているとという。

同局は今回のように大規模な過払いの発生を防ぐため、いくつかのシステム強化を実施したとしている。