インド空港警察、「笑顔を減らせ」と警官たちに

Armed Central Industrial Security Force (CISF) patrol at a new international arrival terminal, developed under an airport modernisation programme in Chennai on 28 September 2018 Image copyright AFP
Image caption インド当局は、警官が笑いすぎると「警備が緩い」とみなされ、攻撃を受ける恐れが増すと懸念する。写真は今年9月のチェンナイ空港

インド政府は空港警察に、笑顔を減らすよう指示したという。地元紙が9日報じた。

空港警備を担当する警官があまりニコニコしていると、警備態勢が緩いとみなされかねず、テロ攻撃につながる恐れがあると、政府は警戒しているという。

インドの航空安全を担当する中央産業保安部隊(CISF)は、隊員に「親しみやすくするより、緊張感を持って警戒」するよう求めている。

英字日刊紙インディアン・エクスプレスは、「満面の笑顔方式」から「ほどほどの笑顔方式」へ移行する、と説明している。

当局は、過剰な親しみやすさは空港をテロ攻撃のリスクにさらすと考えているという。

CISFのラジェシュ・ランジャン長官はさらに、2001年9月11日の米同時多発テロは、「乗客に親しみやすい空港づくり」を強調しすぎたために起きたものだとまで述べた。

インドで警察官が職務中の態度を改善または変更するよう求められたのは、これが初めてではない。

  • 今年7月、カルナタカ州警察予備部隊は隊員に対し、減量しなければ停職処分だと通達
  • 2004年、マディヤ・プラデーシュ州の警察は、口ひげがあった方が市民に尊敬されるだろうと、警官に口ひげ手当てを支給

これとは対照的に近隣のネパールでは2014年、警官がもっと親しみやすくなるよう、600人のコーチを雇って訓練した。

(英語記事 Indian airport police told to cut down on smiling

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