米海兵隊2機が日本近海で「事故」 救出作戦が開始

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米海兵隊は6日、海兵隊の航空機2機が関わる事故が日本近海で起きたと発表した。捜索・救出作戦が進行中という。

米海兵隊によると、事故に関わったのは米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)所属のKC-130空中給油機とF/A-18戦闘攻撃機の2機。KC-130に5人、FA-18に2人の計7人が搭乗していた。日本の捜索隊が生存者1人を救助したものの、残る6人は捜索中という。

米メディアは2機が空中給油中に接触したと伝えているが、公式な事故原因の発表はない。

米海兵隊はツイッターに、事故が日本時間6日午前2時ごろに起きたと投稿した。

米海兵隊第3海兵遠征軍は6日、フェイスブックへの投稿で、事故は日本の沖合約320キロで起きたと明らかにした。

投稿によると2機は、岩国基地から出発し、「事故発生時は定期訓練をしようとしていた」という。

米海兵隊は声明で、「ただちに捜索・救出作戦で対応してくれた日本の海上自衛隊に感謝している」と述べた。

救出された生存者1人は、岩国基地で医師の診察を受けている。

BBCのルーパート・ウィングフィールド=ヘイズ東京特派員は、空中給油は難しく危険な航空業務で、特に夜間に実施する場合は危険だと話す。

ウィングフィールド=ヘイズ特派員は、現地の気象状況は分かっていないが、事故発生当夜は日本列島全体が曇りもしくは雨だったと伝えている。

事故に関与したKC-130空中給油機は、C-130輸送機を給油用に機能拡張したもので、空中給油に使われる。

マクドネル・ダグラス社製のF/A-18ホーネットは戦闘攻撃機で、ミサイルや爆弾など様々な兵器を搭載可能。

米海兵隊は6日朝、「12月6日午前2時ごろ、日本近海で事故に関与したKC-130とF/A-18に対する捜索・救出作戦が続いている。事故の状況は現在捜査中」とツイートした。

さらに、約2時間後に「最新情報。事故に関係した人員1名が救出され、岩国基地の有能な医療担当者の診察を受けている。残る海兵隊員6人への捜索・救出作戦が続いている」と投稿した。

日本には米兵5万人以上が駐留している。海兵隊員は1万8000人以上。

日本では米軍機の信頼性が問題視されている。11月には沖縄南部の海上にF/A-18ホーネット戦闘攻撃機が墜落。操縦士2人が緊急脱出し、米軍に救助された。

昨年12月にも、米軍ヘリコプターの一部部品が沖縄県内の小学校に落下した。この問題で米当局と地元住民との緊張は再び高まっている。

日本では過去数年にわたり米軍の関係する事故や犯罪が多発している。このため、米軍基地に対する地元の反発は高まっている。

Image copyright AFP
Image caption F/A18戦闘攻撃機には複数の型式があるが、今回の事故に関与したのがどの型式だったのかはまだわかっていない。写真は米海軍の空母「ロナルド・レーガン」上のF/A18Eスーパーホーネット戦闘攻撃機

(英語記事 Rescue mission in Japan after 'mishap' involving two Marine aircraft

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