2019年アカデミー賞司会、内定俳優が辞退 同性愛嫌悪ツイート問題で

「LGBTQコミュニティに対し、心からお詫びする」とケヴィン・ハート氏は語った Image copyright AFP
Image caption 「LGBTQコミュニティに対し、心からお詫びする」とケヴィン・ハート氏は語った

米コメディアンで俳優のケヴィン・ハート氏が6日、2019年の米アカデミー賞授賞式で務める予定だった司会を辞退すると発表した。ハート氏をめぐっては、過去に投稿した同性愛嫌悪的なツイートが問題となっていた。

ハート氏は、自分が賞の邪魔になるのは望んでいないと述べ、「人を傷つけてしまったことを申し訳なく思う」と謝罪した。

米映画芸術科学アカデミーは2019年のアカデミー賞授賞式司会にハート氏を選んだと、4日に発表したばかりだった。

しかし、反同性愛的な中傷と受け取れる10年前の複数ツイートが発見されると、ハート氏の司会降板を映画芸術科学アカデミーに求める声が広がった。

ハート氏は過去に、アカデミー賞の司会を務めるのは「長年の目標の1つ」だったと語っていた。

しかし6日夜のツイートでハート氏は、「本当にたくさんの素晴らしい、才能あるアーティストが称賛されるべき夜なのに、そこで自分が邪魔をしたくない」と、降板することにしたとツイートした。

さらに、「過去の私の無神経な言葉について、LGBTQ(性的少数者の総称)コミュニティに心からお詫びする」と述べた。

またハート氏は続くツイートで、「大勢を傷つけてしまい、申し訳ない。自分は進化し続けているし、今後も進化し続けたい。自分の目標は人と人を結びつけることで、分断することではない。アカデミーにたくさんの愛と感謝を。また会えるよう願っています」と語った。

アカデミー賞の司会役をめぐっては、過去にも複数の司会について問題が指摘され、議論になった。米エンタメ誌ハリウッド・リポーターは「ハリウッドで最も希望者が少ない仕事」と呼んでいる

2019年のアカデミー賞授賞式は来年2月24日、カリフォルニア州ロサンゼルスで開催される。

(英語記事 Oscars 2019: Kevin Hart quits as host amid tweets row

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