運転中の母親が意識不明、8歳少年がハンドルを 時速約100キロで

Lauren Smith and Ben Hedger Image copyright Lauren Smith
Image caption 運転中に発作を起こして意識不明になった母親の代わりに、ベン・ヘッジャーくんがハンドルを握った

英南東部コルチェスターの近くで3日午後、時速100キロ近くで運転していた母親が急に発作を起こして意識不明になったため、8歳の息子がハンドルを握り、危機を脱出した。

ローレン・スミスさん(27)は学校帰りの息子ベン・ヘッジャーくんを乗せて、国道A120を運転していた最中に意識を失った。

フォード製乗用車が中央分離帯に接触したため、危険に気づいたベンくんは、ハザードランプを点灯させ、ハンドルを握って車を路肩に移動させた。

スミスさんは「本当に誇らしい」と息子を称えた。「発作が始まってハンドルを握り締めたものの、車の向きを制御できなくなり、左側の走行車両から中央分離帯に近づいてしまった。分離帯に接触したまま前進を続けたので、これは変だとベンが気づいて、自分が何とかしなきゃと覆ってくれた」と話す。

「ベンはハザードをつけてハンドルを握って、路肩を目指した。そのまま車がエンストするまで、路肩を走り続けた」

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Image caption 親子は学校から帰宅中だった

自分の行動がどれほど大変なことか、ベンくんは気づいていなかったとスミスさんは言う。

「私の様子がおかしいのは気づいていたけれど、自分がどれほどすごいことをしたかは気づいていなかった。何もしなければ2人とも死んでいたから、やらなきゃならないことをやっただけだと言っていた」

車を路肩に停めてから、ベンくんは母親の携帯電話を使って緊急電話をかけた。救急車が到着する前に、別の車が停まり、親子を助けた。

約10分後に意識を回復したスミスさんにとって、これが初めての発作で、息子や救命士や他のドライバーに話を聞くまで何が起きたのか分からなかったという。

(英語記事 Colchester boy, 8, steers car to safety after mum has seizure

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