シカの密猟犯、刑務所で「バンビ」を繰り返し見なさい=米判決

David Berry Jr Image copyright Lawrence County Sheriff's Office
Image caption デイヴィッド・ベリー・ジュニア受刑者は、刑務所で月に1回、「バンビ」を観ることが義務付けられた

アメリカで何百頭ものシカを不法に殺したとして有罪となった猟師が、刑務所内でウォルト・ディズニーの映画「バンビ」を繰り返し見るよう言い渡された。

ミズーリ州のデイヴィッド・ベリー・ジュニア受刑者は、禁錮1年の刑期中、最低1カ月に1回、「バンビ」を鑑賞することが義務付けられた。

ベリー受刑者は今年8月、シカを殺して頭部のみを持ち帰り、その他の部分は放置したとして、家族2人と共に逮捕された。

ミズーリ州で起きた密猟事件としては最大規模のものだという。

ロバート・ジョージ判事はベリー受刑者に対し、不法なシカ猟に対して禁錮刑に加え、刑期中に「ウォルト・ディズニーの映画『バンビ』を2018年12月23日以前に最初の1回、それ以降は最低1カ月に1回、視聴すること」と言い渡した。

1942年製作の「バンビ」は、猟師に母親を殺された子ジカのバンビを主人公とした、森の生き物たちを描いた作品だ。

Image copyright Getty Images
Image caption 検察によると、何百頭ものシカがベリー服役囚らによって殺された

地元紙スプリングフィールド・ニュース・リーダーによると、この密猟事件については複数州をまたいだ捜査が数カ月間続き、受刑者と父親、弟の合計3人が逮捕された。

不法に殺されたシカの総数は分かっていないが、ローレンス郡の保護区域職員アンディー・バーンズ氏によると、「数百頭」という規模になる可能性がある。

ベリー受刑者は野生生物の不法殺害の罪で有罪となり、ローレンス郡刑務所に1年服役する。また、銃所持の保護観察違反でバートン郡刑務所に120日服役する。

一方、父親と弟は、ミズーリ州野生生物保護委員会から狩猟免許を取り消された。

(英語記事 US poacher sentenced to watch Bambi

関連トピックス

この話題についてさらに読む