2回目の米朝首脳会談、2月末までに=ホワイトハウス

US President Donald Trump (R) meets with North Korea's leader Kim Jong Un (L) at the start of their US-North Korea summit, at the Capella Hotel on Sentosa Island in Singapore, 12 June 2018 Image copyright AFP
Image caption 昨年6月に歴史的な首脳会談に臨んだ金委員長とトランプ大統領(昨年6月12日、シンガポール)

ホワイトハウスは18日、ドナルド・トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による2回目の米朝首脳会談が2月末までに開かれることになったと発表した。

金委員長の最側近の1人で、対米交渉を率いてきた金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長が17日夕にワシントンに到着し、18日にホワイトハウスでトランプ大統領と会談した後に、首脳会談が発表された。

開催場所は未定だが、ベトナムではないかとの観測が高まっている。

トランプ大統領は、2回目の会談を他の楽しみにしていると述べた。

サラ・サンダース大統領報道官によると、非核化交渉は進展を続けているが、「アメリカは北朝鮮への圧力と制裁を継続する」と説明した。

昨年6月に現職の米大統領が史上初めて北朝鮮の最高指導者と会談したシンガポールでは、両首脳が朝鮮半島の非核化に原則合意したが、具体的な進展はほとんど実現していない。

米朝交渉がこう着を続けるなか、金英哲氏の訪米は数カ月ぶりに表面化した前進の兆しだった。

金副委員長はトランプ氏に金正恩氏の親書を手渡したものと見られているが、内容は明らかになっていない。昨年のシンガポール会談の前にも、トランプ氏が会談中止の意向を示した後、金英哲氏がホワイトハウスを訪れトランプ氏に金委員長の親書を手渡し、会談実現に至った。

シンガポール会談の直前と同様、金委員長は今月初めに中国を訪問し、習近平国家主席と会談したため、2回目の会談実現への見通しが高まっていた。

金委員長は今年の「新年のあいさつ」で、非核化実現への決意を語る一方、アメリカが制裁を解除しなければ「新しい道を模索」する可能性があるとけん制した。

シンガポール会談以降、非核化へ向けた具体的な進展は確認されず、アメリカの北朝鮮制裁を続いている。

一方で北朝鮮はシンガポール会談以降、ミサイル発射実験は行っていない。昨年9月の韓国との南北首脳会談では、金委員長が「東倉里(トンチャンリ)のミサイル・エンジン実験施設と発射設備を、関係各国の専門家の立会いの下、永久的に廃棄することに合意した」と発表された。シンガポール会談に先立ち昨年5月には「核実験場を破壊」したと、一部外国メディアにその様子を公開していた。

昨年11月には最新「ハイテク戦術兵器」の実験を成功させたと国営メディアが伝えたが、国際社会はこれは大きな脅威としては受け止めなかった。

北朝鮮国内に核施設がどれだけ残るのかは、はっきりしない。昨年7月には北朝鮮が国内各地で核開発を続けていると米国で報道された。

しかし、北朝鮮はシンガポールで兵器開発中止やミサイル発射施設廃棄を具体的に約束したわけではないので、合意違反には当たらない。

(英語記事 Trump-Kim summit: Second meeting by end of February

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