注目のオローク前米下院議員、民主党から大統領選出馬表明 

U.S. Rep. Beto O"Rourke (D-TX), candidate for U.S. Senate greets supporters at a campaign rally in Austin Image copyright Reuters
Image caption 「ベト」ことロバート・オローク前下院議員

2020年米大統領選に出馬するのではないかと昨年から注目されていた、「ベト」ことロバート・オローク前下院議員(46、テキサス州)が13日、民主党の候補指名を目指すと発表した。民主党ではすでに15人が、立候補を発表している。

民主党で頭角を表すオローク氏は、地元テキサス州エルパソのラジオ局KTSMに対して、立候補の意向を明らかにした。

「エルパソの功績やエルパソが意味するものを、とても誇りに思っている」とオローク氏はKTSMにテキストを送り、「自分がなぜ出馬するかという、その理由のかなりの部分がエルパソにある。この街は、この国の最高の部分を最高の形で表している」と述べた。

正式な発表は14日の見通し。ソーシャルメディアで発表した後、激戦州アイオワ州で宣言するとされる。

オローク前議員は昨年11月の中間選挙で、現職のテッド・クルーズ上院議員(共和党)相手に上院の議席を争い、僅差で敗退した。クルーズ氏は2016年の共和党予備選をトランプ氏と競った知名度の議員だけに、その議席に挑戦して善戦したオローク氏に注目が集まった。知的で雄弁な語り口や、マスコミを味方にした選挙戦の戦い方はバラク・オバマ前大統領との比較を招き、大統領を目指すのではないかと観測が続いていた。

昨年12月には米紙ワシントン・ポストが、オローク氏がオバマ氏と会談したと伝えていた。オバマ氏の元側近の多くが2020年選挙でオローク氏を支援する見通しとも伝えられている

オローク氏はスペイン語が堪能なアイルランド系。本名はロバートだが、地元エルパソでは子供の頃から「ロベルト」さらにはその愛称の「ベト」で呼ばれ、政治家になってからも「ベト」として親しまれてきた。

パンクロックの音楽活動をしていたこともあり、中間選挙では上院候補として史上最多の8000万ドルを寄付で集めた。選挙中はテキサス州内の全254郡を行脚し、その行程をすべてソーシャルメディアで記録していた。

民主党からはほかに、前回民主党予備選でヒラリー・クリントン氏に迫ったバーニー・サンダース上院議員、エリザベス・ウォーレン上院議員、カマラ・ハリス上院議員などがすでに出馬を発表している。また、ジョー・バイデン前副大統領が出馬を検討しているとされている。

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Image caption オローク氏は今年2月には人気司会者オプラ・ウィンフリー氏のライブ・イベントに出演し、インタビューを受けた

(英語記事 Beto O'Rourke to launch 2020 US presidential bid

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