スリランカ爆破事件、死者数を253人に訂正 部分的な遺体を二重に数える

Security personnel check bags in Colombo in the aftermath of the Easter Sunday bomb attacks, 25 April 2019 Image copyright EPA
Image caption コロンボ市内では25日、手荷物を細かく検査するなどの厳重な警戒態勢が続けらた

スリランカの連続爆破攻撃事件で、同国保健省は25日、死者をこれまでの発表より100人以上少ない253人に修正した。警察は、事件に関わった疑いで同日までに70人以上を逮捕したとし、行方を追っている7人の写真を公表した。

死者数が減ったことについて、スリランカ政府は、爆発の影響で遺体は激しく損傷し、部分的なものが多いため、同じ遺体を二重に数えるなどの間違いがあったとしている。ルワン・ウィジェワルダナ国防担当相は、遺体安置所が不正確な人数を伝えたと述べた。

保健省の幹部はロイター通信の取材に、遺体は部分的なものが多く、「正確な数字を出すのは困難だった」と話した。

同省によると、今回の事件の全ての遺体の検視を25日に終え、その過程で、同じ遺体を複数回、死者として数えていたことがわかったという。

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報復恐れイスラム教徒が避難

今回の事件では、爆破攻撃に関する情報が外国の情報機関などからスリランカの情報当局に寄せられていたにも関わらず、対応が取られなかったことが明らかになっている。

その責任を取るかたちで、ヘマシリ・フェルナンド国防次官が25日、辞任を表明した。

一方、キリスト教会が爆破攻撃を受けた同国西部の都市ネゴンボでは、報復を恐れるイスラム教徒たち数百人が街から出て避難している。警察が警備するイスラム教の礼拝所に避難する人や、パキスタンなどの海外に出国する人の姿もある。

(英語記事 Sri Lanka toll revised down by 'about 100'

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