小学生ら19人刺され、小6女児と39歳男性が死亡 川崎の路上

Rescue workers operate at the site where sixteen people were injured in a suspected stabbing by a man, in Kawasaki, Japan, 28 May 2019 Image copyright Reuters
Image caption 複数の人が刺された事件現場付近(28日午前、川崎市多摩区)

川崎市の消防局に28日午前7時44分、通学中の多数の子どもたちが刃物で刺されたと119番通報があった。警察によると、川崎市多摩区の公園近くの路上で小学生たち19人が刺された。国内メディアが伝えた。

複数報道によると、小学6年生の女児(11)と男性(39)の2人の死亡が搬送先の病院で確認された。子どもたちを襲った後に自分の首を刺したとみられる男の死亡も確認された。

報道によると、神奈川県警は死亡したのは私立カリタス小学校の6年生、栗林華子さんと、外務省職員の小山智史さんと確認し、発表した。ほかに児童16人と40代女性が重軽傷を負ったという。事件による死傷者は計19人になった。

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「子どもたちが叫んでいた」 川崎襲撃事件、目撃者の証言

NHKなどによると、駆けつけた警察官に男の身柄が確保された。警察は現場付近で刃物2本を発見したという。また、警察は、現場に残された男のものとみられるリュックから、さらに包丁2本を見つけたという。

男は小山さんや栗林さんのほか、スクールバスに乗るため並んでいた子供たちを次々と襲ったという。スクールバスの運転手が「何をしてるんだ」と叫ぶと、数十メートル走って移動し、自らの首付近を自分で刺した。意識不明となって病院に搬送された後、死亡が確認されたという。

神奈川県警は同日夜、男の身元を、川崎市麻生区の岩崎隆一容疑者(51)と発表した。容疑者死亡のまま、殺人容疑などで捜査を進めている。

現場は、JRと小田急線が乗り入れている登戸駅に近い住宅地。報道などによると、大勢が被害に遭ったのは同区内にある私立カリタス小学校のスクールバスが停まるバス停付近で、男は両手に刃物を持ちバスに乗ろうとしていた生徒たちに襲いかかったという。

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事件の目撃者はNHKに対し、スクールバスのバス停近くで「男が血を流して倒れている」のを見たほか、小学生たちが地面に倒れているのを見たと話した。

来日中のドナルド・トランプ米大統領は、犠牲者に「祈りとお悔やみ」を捧げると表明した。

刃物で多数を殺傷

日本は世界でも凶悪犯罪が非常に少ない国だが、近年は刃物で多数の人々を襲う事件が発生している。

2016年には神奈川県相模原市の障害者施設で、元従業員の男が入所者19人を刃物で殺害した。

2001年には、大阪府池田市の大阪教育大学付属池田小学校に刃物を持った男が侵入し、小学生8人が殺害され、児童と教師計15人が重軽傷を負った。

(英語記事 Knifeman stabs children in Japanese park

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