習主席、プーチン大統領は「親友」 友好関係をアピール

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Image caption 中国の習近平国家主席(左)は5日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(右)を「親友」と呼び、友好関係をアピールした

3日間の日程でロシアを訪問している中国の習近平国家主席は5日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は「親友」だと述べた。中国とアメリカの貿易戦争が激しさを増す中、ロシアとの友好関係をアピールした。

ロシアは2014年、ウクライナ南部クリミア半島の併合をめぐり西側諸国との関係が悪化して以降、東側の国々との関係重視へと方向転換した。

両国は一連の貿易協定で合意しているほか、中国は今年4月、モスクワ動物園にパンダ2頭を貸与した。

5日にモスクワ入りした習主席は、首脳会談後の記者会見で、プーチン大統領とは「深い個人的な友情」があると述べた。

「過去6年間、我々は30回近く会談を行なってきた。ロシアは私がこれまでで最も多く訪れている国だ。プーチン大統領は私の親友であり同僚でもある」

プーチン大統領は、「ロシアと中国の関係はかつてないほどの段階にまで達しているということをお知らせできて嬉しい。これは、国際的パートナーシップであり、戦略的な協力関係だ」と述べた。

中国とロシアはなぜ「親友」なのか

中国とロシアの同盟関係は、両国がヨーロッパやとりわけアメリカから疎外されていると感じていることから、強固なものとなっている。

クリミア問題をめぐっては、欧州連合(EU)がロシアに経済制裁を科すなど、西側諸国とロシアの関係は悪化している。また、ロシアは2015年に内戦が続くシリアのアサド政権を支援したとして、批判を受けていた。

一方、中国とアメリカの関係は、トランプ政権が経済国家保護主義をうたい、グローバル化に背を向けるようになったことで後退している。

現在、貿易戦争の渦中にある米中両国は、報復関税合戦を繰り広げるなど、協議は難航している。

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Image caption 習近平国家主席とプーチン大統領は将来の緊密な関係について考えをめぐらせている

西側諸国からの拒絶という共通認識から、ロシアと中国は経済や軍事協力の面で歩み寄ってきたと、専門家は指摘する。

ロシアによると、中国との協力関係により、2018年の貿易額は25%増加し、過去最高の1080億ドル(約11兆7000億円)を記録したという。

合意内容は

今回の首脳会談で両国は、軍事と経済における将来的な協力関係を深めていくことで合意した。

複数ある商取引の中で際立っていたのは、ロシアの通信企業MTSが、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)とロシア国内での5G通信網の開発を行なうことで合意したことだ。ファーウェイをめぐっては、国家安全保障上「非常に危険」だと主張するアメリカをはじめ、オーストラリアやニュージーランド、日本などで同社機器の使用を規制する動きが広がっている。

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Image caption プーチン大統領は「パンダの話しをすると、最後はいつも笑顔になる」と述べた

習主席は6日からサンクトペテルブルクで開かれる、国際経済フォーラムに出席する予定。

(英語記事 China's Xi hails 'best friend' Putin in Russia

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