ドローンが飛来、空港が混乱 シンガポールの空港で相次ぐ

Control Tower of Changi International Airport Image copyright Getty Images
Image caption アジア有数のハブ空港、シンガポールのチャンギ国際空港

アジアの主要空港であるシンガポールのチャンギ国際空港で、ドローン(小型無人飛行機)の飛来によって航空機の発着に支障が出る事案が相次ぎ、航空当局が25日、警告を発した。

同国の民間航空庁(CASS)はこの日、チャンギ空港でドローンの影響により、24日の出発15便と到着3便が遅れたことを明らかにした。さらに、到着7便が別の空港に行き先を変更したと述べた。

CASSは、「航空機の飛行の脅威となったり、人々を危険にさらしたりする恐れのある無人機の規定外の運航を、当局は重大視する」との声明を出した。

CASSはまた、捜査を「継続中」だとした。ドローンの違法飛行は、罰金2万シンガポールドル(約160万円)または禁錮1年の刑に処せられる可能性があるという。

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1週間で2回目

CASSは19日にも、チャンギ空港周辺でドローンが複数回目撃されたため、37便に遅れが出て、1便が別の空港に着陸したと発表していた。

ドローンの増加は、世界中の空港にとって頭の痛い問題となっている。

イギリスで2番目に発着数の多いロンドン・ガトウィック空港では昨年12月、ドローンの飛来により滑走路が3日間、計33時間閉鎖された。約1000便が欠航や遅延となり、乗客約14万人が足止めを食うなどした。

この事案を受け、ガトウィックとロンドン・ヒースローの両空港は何百万ポンドも投じ、ドローン対策を進めることになった。

(英語記事 Drones disrupt flights at Singapore Changi airport

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