【ウィンブルドン】 15歳ガウフ、「憧れ」の元女王V・ウィリアムズを破る

Venus Williams and Cori Gauff shake hands Image copyright Getty Images
Image caption 試合終了直後、ウィリアムズ(左)に声をかけられたガウフ

テニスのウィンブルドン選手権は1日、女子シングルス1回戦があり、予選から勝ち上がった15歳のコリ・ガウフ(アメリカ)が、この大会を5回制している元世界1位のヴィーナス・ウィリアムズ(同)を破る番狂わせを演じた。

世界313位のガウフは、24歳年上のウィリアムズを6-4、6-4のストレートで下した。ウィリアムズがウィンブルドンの1回戦で姿を消すのは、1997年の初出場以来2回目。

ウィンブルドンがオープン大会となった1968年以降、予選から本戦に勝ち進んだ選手の中でガウフは最年少だ。

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試合開始直後、ガウフはウィリアムズのサーブに苦しんだ。しかし、ガウフ自身も強力なサーブの持ち主で、そのサーブを武器にウィリアムズを追い込んだ。

さらに、ミスの少なさが勝利を引き寄せた。ガウフは第1セット、アンフォースト・エラー(自分が原因のミス)をわずか2つしか犯さなかった。

「勝って泣くのは初めて」

ガウフが生まれる10年前にプロ選手になったウィリアムズは、ガウフが誕生したときにはすでにウィンブルドン2回を含め、4大大会で4回優勝していた。

テニスを始めるきっかけとなったヴィーナスとセリーナのウィリアムズ姉妹を「憧れの存在」と呼ぶガウフは試合後、「勝って泣いたのは初めて」、「いまの気持ちをどう説明したらいいかわからない」、「こんなことが起こるとは思わなかった。文字通り夢を見ている気持ちだ」と喜んだ。

そして試合を振り返り、「とにかく落ち着け、ラインは同じラインだ、コートは同じ広さだと自分自身に言い聞かせなきゃだめだったし、ポイントを取るたび『落ち着け』と自分に言っていた」と話した。

ヴィーナスと両親に感謝

「ヴィーナスがいなければ私はここにいない。(試合終了直後に)彼女は私を奮い立たせてくれる存在だと伝えた。ずっと彼女にそう伝えたかったけど、いままでは勇気がなかった」

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Image caption ガウフはウィリアムズがプロになって10年目の2004年に生まれた

「両親は超ハッピーだと思う。お父さんは私がポイントを取るたびに飛び上がっていた。両親がすべての時間を私と兄弟たちに使い、私たちが成功するために努力してくれているのはとてもうれしい」

全仏ジュニアで優勝

ガウフは昨年、全仏オープンのジュニアのタイトルを獲得している。だが、世界ランクは300位代なので、ウィンブルドンには予選から出場した。

「ウィンブルドンがチャンスをくれたことを本当にうれしく思う。ここまで勝ち進めるとは思わなかった」

ガウフは2回戦で、15歳年上のマグダレナ・リバリコヴァ(スロヴァキア)と対戦する。

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全仏とウィンブルドン、なぜ両方の優勝が難しいかというと……

(英語記事 Gauff, 15, stuns five-time winner Williams

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