米カリフォルニア州のニンニク祭で銃乱射、3人死亡

お使いの端末ではメディアプレイバックはご利用になれません
銃乱射で逃げ惑う参加者たち

米カリフォルニア州ギルロイで28日午後5時半ごろ(日本時間29日午前8時半ごろ)、毎年恒例の「ギルロイ・ガーリック・フェスティバル」で銃乱射があり、少なくとも3人が死亡、15人がけがをした。犯人の男は警察によって射殺された。共犯者がいる可能性もあるとのことから、警察は捜査を続けている。

米NBCは、犠牲者の中には6歳の男の子が含まれると伝えている。

目撃者の1人は米NBCの取材に対し、「30代前半から半ばの白人男性が自動小銃を撃ち始めた」と話した。

ソーシャルメディアでは銃撃から逃げる参加者の様子を映した動画が拡散され、女性が「何がどうなってるの? ニンニク祭で発砲するなんてどういうこと?」と聞く声も入っている。

イベント主催者のブライアン・ボウ氏は28日に記者会見し、「最悪の気分です。あまりにひどい」と述べた。

ギルロイ警察のスコット・スミジー本部長は、銃撃犯は会場を取り囲むフェンスに穴を開けて侵入したと報道陣に話した。2人目の容疑者がいるかもしれないとの目撃情報もあるという。

ギャヴィン・ニューソム・カリフォルニア州知事はツイッターで、「これは惨事以外の何物でもない」と説明。ドナルド・トランプ米大統領も、「気をつけて安全確保を」と呼びかけた。

アメリカ国内の乱射事件統計をまとめているサイト「Gun Violence Archive」によると、2019年にアメリカ国内で乱射事件が起きるのはギルロイの事件で246回目。同サイトは、犯人以外で4人以上が撃たれ負傷もしくは死亡した事件と定義している。

Image copyright Reuters
Image caption ソーシャルメディアには、銃撃を受けて逃げる人々の動画や写真が投稿された

ギルロイのディオン・ブラッコ市長は複数の米メディアに対し、3人の死亡が確認されたと話している。

また、サンタ・クララ・ヴァリー公共保健システムの広報担当者は、少なくとも11人がけがの治療を受けており、重体の患者もいると述べた。

フェスティバルに出店していたマイケル・パズさん(72)は地元紙サンフランシスコ・クロニクルに、犯人は速射も可能な自動小銃を持っていたと話した。

「犯人は防弾チョッキを着て、準備万端でやって来た。右に左に、特に標的を定めるでもなく撃っていた」

Image copyright Reuters
Image caption 事件を受け、現場には十数台の警察車両が出動した

別の目撃者のコントレラスさんもNBCベイ・エリアの取材に、「連射だった。あらゆる方向に、誰を狙うわけでもなく銃を撃っていた」と語っている。

「右から左に、左から右に。あらかじめ準備してから行動していたのは確かだった」

13歳のエヴニー・ライズさんも、突然の銃乱射に逃げ惑った参加者の1人だ。

「ちょうどフェスティバルから帰ろうとしていたら、足を銃で撃たれてバンダナを巻いている人がいた」

ニンニクの生産地として知られるギルロイでは1979年からガーリック・フェスティバルが開かれている。フェスティバルのウェブサイトによると、あらゆる武器の持ち込みが禁じられている。

(英語記事 Three dead in US garlic festival shooting

関連トピックス