米ガーリック・フェス乱射、容疑者は19歳男 6歳と13歳が犠牲に

People run at the Gilroy Garlic Festival, 28 July 2019 Image copyright Reuters
Image caption ソーシャルメディアには、銃撃を受けて逃げる人々の動画や写真が投稿された

米カリフォルニア州の「ギルロイ・ガーリック・フェスティバル」で男が銃を乱射した事件で、警察は29日、死者3人には6歳の少年と13歳の少女が含まれていると発表した。また、19歳の男を容疑者と特定した。

男は現場から1.5キロほどに住む、サンティノ・ウィリアム・レガン容疑者。28日夕に毎年恒例の同フェスティバルで銃を乱射し、駆けつけた警察官に射殺された。

この銃の乱射で3人が死亡、少なくとも15人が負傷して病院に運ばれた。警察は、もう1人の死者は20代男性だと発表した。

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銃乱射で逃げ惑う参加者たち

警察によると、犯行に使われたのは自動小銃1丁で、容疑者が今月、隣接するネバダ州で合法的に購入したものだった。

地元警察と連邦捜査局(FBI)が、犯行の動機を捜査している。特定の人を狙ったのか、不特定多数に向けた発砲だったのかは、現時点では不明だという。

米メディアによると、レガン容疑者は事件の前にインスタグラムに、「あー、ガーリック・フェスティバルの時期だ、高過ぎる(削除)でへろへろになってくれ」などと投稿していた。

容疑者のアカウントは削除されているが、人種差別思想に言及した投稿もあったという。

事件発生時、フェスティバルのステージで演奏していたバンドのギタリストは、「なぜこんなことするんだ?」、「すごく腹が立っているからだ」という聴衆と発砲者のやりとりを聞いたと、AP通信に話した。

母親と祖母も撃たれる

亡くなったスティーヴン・ロメロ君(6)の父親アルベルトさんが米メディアに語ったところでは、スティーヴン君は事件発生時、空気でふくらんだ家型のトランポリンのような遊具で、母親と一緒に遊んでいたところ、背中に銃弾を受けたという。

Image copyright Family Handout
Image caption 亡くなったスティーヴン・ロメロ君

スティーヴン君の母親も腹部を撃たれて重体で、一緒にいた祖母も足に銃弾を受けて治療を受けているという。

アメリカ国内の乱射事件統計をまとめているサイト「Gun Violence Archive」によると、2019年にアメリカ国内で起きた乱射事件はこれで246件目。

ドナルド・トランプ大統領は29日、「素早く発砲者を射殺した」警察に感謝を表明した。また、発砲者を「邪悪な殺人者」と非難し、被害者の家族に弔意を示した。

(英語記事 Two children among dead in US festival shooting

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