インド南西部で大雨 150人超死亡、数十万人が避難

People wade through floodwaters to reach higher ground following heavy rains in Karnataka state on 8 August Image copyright AFP
Image caption インドは毎年6~9月、モンスーンによる大雨に見舞われ、そのたび甚大な被害が出ている

インド南部と西部でモンスーンによる大雨が洪水を引き起こし、11日までに150人以上が死亡、何十万もの人々が避難を強いられる大きな被害をもたらしている。

インド災害管理当局などによると、死者の半数近くは南西部ケララ州に集中している。同州では10日時点で40人以上の死亡が確認され、10万人以上が緊急避難所に避難している。

南西部カルナータカ州と、金融都市ムンバイがある西部マハラシュトラ州も大雨に見舞われている。両州では数十人が死亡し、何万もの住民が避難している。

集落が孤立状態に

洪水や地滑りで交通が断絶され、孤立状態に陥っている地域も出ている。

同州警察の広報官はAFP通信に、「洪水と大雨が土砂崩れを引き起こした場所が80カ所ほどあるが、そこまで行くことができない」と話した。

雨は今後しばらく続くとみられ、軍では孤立した村に食料の空輸を試みる予定だ。

昨年は200人超が死亡

6~9月に南西風によってもたらされる大雨は、インドが必要な水量を確保する貴重な機会となっている。その一方で、大雨による洪水は毎年多数の死者を出し、建物破壊を引き起こしている。

昨年はケララ州で「過去100年で最悪の洪水」により、200人以上が死亡した。

災害管理当局は10日、国内のいくつかの地域で「大量の」または「極めて大量の」降雨、および強風が予想されると警報を発した。

(英語記事 Death toll rises to 95 in India monsoon floods

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