【ラグビーW杯】 日本と対戦のアイルランド、「日本はテンポ速い」 湿気にも苦慮

マイケル・モロウ、BBCスポーツ 北アイルランド(日本)

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Image caption 日本との試合の雰囲気を楽しみたいと話すアイルランドのPRキアン・ヒーリー

ラグビーワールドカップ(W杯)開催国の日本は28日、アイルランドと対決する。世界屈指の強豪チームは、日本戦をどう考えているのか。中心選手のキアン・ヒーリーに聞いた。

会場の小笠山総合運動公園エコパスタジアム(静岡県袋井市)には当日、地元日本のファンが大勢詰めかけ、大声援を送ることが予想される。

アイルランドの応援団も負けじと声を張り上げ、騒然とした雰囲気となることはほぼ間違いない。

楽しむだけ

「そうなったら、ただそれを受け止めて、試合を楽しむだけだ」

プロップをつとめるヒーリーはそう話す。

「日本にはアイルランド人もたくさん来ているし、面白いことになるだろう」

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1次リーグA組のアイルランド(世界2位)と日本(同9位)は、ともに初戦を白星で飾った。

ボーナスポイント(4トライ以上で1点)を獲得し、勝ち点5を挙げたのも一緒だ。

午後4時15分キックオフとなるこの対決に勝ったチームが、1次リーグ突破に大きく近づく。

「日本はテンポ速い」

来月32歳になるヒーリーは、10年前にアイルランド代表に初選出。以来、スクラム最前列で体を張り続け、今大会初戦となったスコットランド戦で、キャップ(国代表戦の出場数)は93になった。

2017年に日本で開かれたテストマッチ(国代表戦)で日本に2勝した際にも、代表チームの一員だった。

そのとき50-22の大勝を収めた1戦目の試合場は奇遇にも、今回と同じエコパスタジアムだった。

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Image caption 初戦のスコットランド戦で力強い突進を見せたヒーリー(ボールを持った選手)

「日本はすごくテンポの速い試合運びを見せる。うまい選手、見事にトライを挙げる選手がたくさんいる」

ヒーリーは日本代表の印象をそう語る。

「それに備えるのは大変なことだ。トレーニングではスピードのある動きを要求されるだろう」

「だが、どのみちそれは、私たちが取り組んできたことだ。ただ、日本の攻撃に対応できるようにするには、本当にうまくやらないとだめだろう」

湿度も敵

アイルランドは、22日にあったスコットランド戦の後半、雨に見舞われた。ミスをしやすい難しいコンディションだったが、落ち着いてボールをさばき、27-3で快勝した。

アイルランドの選手にとって最もやりにくいのが、なじみのない湿度の高さだろう。

「呼吸すらいつもと違ってくる。太陽の下でプレーする感じとは全然違う」とヒーリーは言う。

「プレー中の休憩時間で、素早くいつもの状態に戻すことはできる。でも(ひとつの)プレーの時間が長引くと、肺にかなり負担がかかる」

「プレー時間が長くなった場合の練習もたくさんしてきたので、頭に入っているし、衝撃はない。そうした状況はすでに経験済みだ」

(英語記事 Ireland will embrace Japan frenzy - Healy

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