【ラグビーW杯】 日本のボーナス点獲得を疑問視 「驚くべき判定」とスコットランド監督

Kotaro Matsushima crossed for Japan's crucial fourth try in the 84th minute Image copyright Getty Images
Image caption 日本はサモア戦の後半44分、ウイングの松島幸太朗が4つ目のトライを決め、貴重なボーナスポイントを獲得した

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で、日本が5日のサモア戦において試合終了間際にトライを決めボーナスポイントを獲得した際の審判の判定について、スコットランドのグレゴー・タウンゼンド監督が疑問の声を上げている。

日本対サモア戦では、試合終了の合図が鳴った後のサモアボールのスクラムで、サモアがボールを斜めに入れたとして反則を取られた。この直後、ゴール手前5メートルの位置での日本ボールのスクラムから、4つ目のトライを決めた。

この反則の笛を、スコットランドのタウンゼンド監督は「驚くべき判定」と表現。日本はこれが幸いして、ボーナスポイントを得るに至ったと述べた。

スコットランドは13日、1次リーグ突破をかけて日本と戦う。A組は日本、アイルランド、スコットランドが勝ち点争いを繰り広げており、各チームは他のチームの獲得状況に神経をとがらせている。

監督の主張は?

タウンゼンド監督は、「(スクラムへの)曲がった投球で(反則とされたの)は見たことがない。特にW杯やシックス・ネイションズ(欧州6カ国対抗戦)では」と判定を問題視した。

「率直に言って、驚くべき判定だと思う。これまであのような判定はなかった。スクラムにボールを入れるスクラムハーフの選手が高度の自由をもっているということで、意見の一致が続いてきた。マイボールのスクラムを勝ち取ったチームなのだから」

Image copyright Francois Nel - World Rugby
Image caption スコットランドのタウンゼンド監督

さらに、「W杯であの判定が出たのは本当に驚いた。インジャリータイム(ロスタイム)に入って試合を変えるような決定がされたのには、もっと驚いた」と話した。

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スコットランドが1次リーグを勝ち抜くためには、9日のロシア戦でボーナスポイントを獲得して勝利し、日本との勝ち点の差を4に詰める必要がある。その上で、日本に勝たなくてはならない。

ただ、日本に勝っても、日本がボーナスポイントを獲得した場合は、スコットランドは決勝トーナメントには進めなくなる。

「休息が短い」

タウンゼンド監督は7日、ロシア戦の先発メンバーは直前のサモア戦から14人を入れ替えると発表。日本戦に向け、主要選手を温存する考えを示した。

「ロシア戦までに長い休息があった。(日本との)最終戦までに休息があまりないのは、はっきりしているが」

タウンゼンド監督はまた、「試合間隔が3日というのは最短期間だ」、「日本戦は気になっているが、まずはロシア戦でボーナスポイントを獲得して勝利することに集中している」と語った。

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Image caption 1次リーグA組の順位表(8日現在)= P(試合数)、W(勝ち数)、D(引き分け数)、L(負け数)、PD(得失点差)、B(ボーナスポイント)、Pts(勝ち点)

(英語記事 Townsend 'surprised' by Japan bonus try

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