メキシコの市長、トラックで引きずり回される 道路補修めぐり農家が襲撃

Screengrab of the CCTV footage showing the mayor being dragged along by a lorry Image copyright Twitter/@tinta_fresca
Image caption ロープでトラックにつながれた市長が、路上を引きずり回される姿が監視カメラ映像に映っていた

メキシコ南東部チアパス州ラス・マルガリータスで8日、市長がピックアップトラックにロープでつながれ、引きずり回された。警察は事件に関与した住民11人を逮捕した。

報道によると、ホルヘ・ルイス・エスカンドン・エルナンデス市長に大きなけがはなかった。

エルナンデス市長が選挙公約に掲げた道路の補修を行っていないとして、地元の農場経営者らが襲撃するのは今回で2回目。

事件を受け、同市には警察官が追加配備された。

メキシコではたびたび、市長や地元の政治家らが、捜査協力を拒んだ麻薬密売組織から標的にされる。しかし、選挙公約をめぐって襲撃されるケースはあまりない。

エルナンデス市長は、誘拐と殺人未遂容疑で告発する方針という。

市長室から引きずり出され

通行人が撮影した映像では、男性集団が市長を市長室から引きずり出し、トラックの荷台に乗せようとする様子が確認できる。

また、ロープでトラックにつながれた市長が、同市内サンタ・リタの路上を引きずり回される姿が監視カメラ映像に映っていた。

数十人の警察官が市長救出にあたった。警察官と集団がもみ合いとなり、数人が負傷した。

4カ月前には、エルナンデス市長を狙った集団が、市長を見つけることができなかったため市長室を破壊した。

ラス・マルガリータス市長選をめぐっては、エルナンデス市長は対立候補の支持者との乱闘に参加した疑いで逮捕されたが、証拠不十分で釈放された。

(英語記事 Mexico mayor tied to car and dragged through town

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