ブルース・リーを「無断でロゴに」 娘が中国外食チェーンを提訴

People walk past the restaurant Real Kung Fu, or Zhen Gongfu in Mandarin, run by fast food chain Kungfu Catering Management, in Beijing. Image copyright Getty Images
Image caption 中国のファストフードチェーン「真功夫」の北京にある店舗

中国のファストフードチェーンが無断で香港出身のアクション映画スター、故ブルース・リー氏の画像を使用しているとして、同氏の娘が経営する会社が裁判を起こした。

訴訟を提起したのは、娘のシャノン・リー氏が経営するブルース・リー・エンタープライゼズ。ブルース・リー氏の画像の販売や、権利の管理などをしている。

中国の外食大手、真功夫(英語名リアル・カンフー)が、許可なくブルース・リー氏の画像をロゴに使っていると主張。画像の即時撤去と、賠償金3000万ドル(約32億8000万円)を求めているという。

「もう15年間使っている」

これに対し真功夫は、地元当局がロゴの使用を許可したと反論している。ロゴには、武術のポーズを取る黒髪の男性が描かれている。

真功夫は、「当チェーンのロゴは、会社が申請し、国の商標当局の厳格な審査を経て得たものであり、すでに15年間使っている」と、中国のソーシャルメディア「微博(ウェイボー)」で声明を発表。

「長い年月がたった今になって訴えられたことに困惑している。現在、訴えについて熱心に検討しており、対応を準備している」とした。

真功夫は1990年設立で、広州市に本社を置く。中国国内各地で約600店を展開している。

ウェブサイトに声明

ブルース・リー・エンタープライゼズは、ウェブサイトで声明を発表。自社について、「ブルース・リーの芸術と哲学を、個人の成長やポジティブなエネルギー、世界調和を促進する目的で共有することを使命としており、ブルース・リーのエネルギーを新鮮なままに保つことに努めている」と説明した。

同社はこれまでのところ、コメントや取材に応じていない。

中国政府は近年、知的財産権の保護に力を入れると宣言していることから、この訴訟は注目を集めるとみられる。

(英語記事 Bruce Lee's daughter sues Chinese fast food chain

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