幕尻・徳勝龍が初優勝、土俵で涙 大相撲初場所
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誰もこの力士の優勝を予想していなかった――。東京・両国国技館で行われた大相撲初場所で26日、幕内で最下位に当たる幕尻の徳勝龍が、14勝1敗で初優勝を果たした。
幕尻の力士が優勝するのは、2000年3月以降で初めてのことだ。
徳勝龍は身長181センチ、体重188キロ。普段は感情を見せない徳勝龍だが、千秋楽のこの日、大関・貴景勝に勝つと涙を流した。
翌27日に行った記者会見で徳勝龍は、優勝が決まったときの涙について、「張り詰めていたものが一気に出ました。ちょっと泣きすぎですね」と語った。
「『自分なんかが優勝していいのか』という気持ちがあった。(番付が)一番下なんで、もう恐いものはないと、思い切っていくだけだと思っていきました」
また、母校である近畿大学相撲部の伊東勝人監督が、初場所中に急逝。徳勝龍は訃報を聞き、「監督のために優勝する」と決意していたという。
共同通信によると、徳勝龍は過去13場所のうち12場所で幕入りを果たせず、十両に甘んじていた。
「(今場所が)始まってから、思いっきりいけばいい、立ち合いだけしっかり当たればいいと自分に言い聞かせて、ずっとやってきた。千秋楽も、そういう気持ちで行けました」
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