【東京五輪】 世界1位のイギリス射撃女子選手、陽性判明で欠場

Amber Hill

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アンバー・ヒル選手

東京オリンピックのメダル候補とされる、イギリス射撃女子クレー・スキート世界1位のアンバー・ヒル選手(23)が、新型コロナウイルス検査で陽性と判定され、欠場が決まった。

イギリス・オリンピック委員会が21日、明らかにした。ヒル選手の代わりは出さないとしている。

世界1位のヒル選手は、5月のワールドカップで銀メダルを獲得。2016年リオ五輪では6位に入った。

東京では25日に予選が予定されており、決勝は26日。

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日本へ出発する直前に欠場について知らされたヒル選手は、「今の気持ちは言葉では表現できない」とコメントした。

「5年間、練習と準備をしてきたが、昨夜になってCOVID-19検査で陽性と判定され、ひどく落胆している。射撃のイギリス代表チームを辞退しなくてはならない」

「無症状だが、政府のガイダンスに従い隔離に入る」

一方、ロシア水泳連盟は、競泳男子400メートル個人メドレーのイリア・ボロディン選手(18)が欠場すると明らかにした。2020年欧州選手権における同種目の王者。

日本へ出発前の合宿中に、陽性が確認されたという。

濃厚接触の選手に光明

日本に向かう旅客機で、陽性と判定された一般客と乗り合わせ、濃厚接触者と判断されたイギリス陸上女子400メートルハードルのジェシー・ナイト選手(27)については、出場の見込みが出てきた。これまで、欠場の恐れが高まっていた。

ナイト選手は機内で、他の選手5人とともに、陽性と判定された客から2列離れた席に座っていた。

規定では、ナイト選手は影響を受けなかった選手らとは別行動をし、検査を1日2回受ける。コーチとも社会的距離を保たなくてはならないが、練習は認められる。

ナイト選手は、「人生最大の試合で14日間練習できないなんて考えられないので、パニック状態だった。でも、陰性の検査結果を出せば練習できるとすぐに連絡を受けた」と話した。

イギリス選手団のマーク・イングランド統括責任者は、「この規定はIOC(国際オリンピック委員会)と東京大会組織委員会から、つい48時間前に示された」と述べた。

「オリンピック出場選手で追跡調査の対象とされた人は隔離される。ただ、陰性結果を提出すれば、競技場に入ることは許可される」

ナイト選手は31日、女子400メートルハードルの予選に出場の予定。